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第1回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2014年05月01日

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■算数
<小4>
 今回より受験用テストとなり、問題のレベルが上がりました。その中でも「逆算」「分数」を利用した単位換算、「和差算」や「角」・「周りの長さ」など中学入試問題を解くための土台となるところですが、その分慣れるまでに時間がかかります。テスト問題を解き直した上で、授業で学習した内容をもう一度リトライしておきましょう。繰り返し取り組むことで理解が深まり、解く力も身についていきます。
<小5>
 4年生と5年生で大きく異なるのは、物の個数や値段などの具体的な数値から整数の性質のような抽象的な数値に変わることと、図形の出題が増えることです。今回、整数の性質に関する問題では3の(1)が捉えにくかったようです。4年生でも学習したところでは植木算の定着度は上がっていましたが、4の(2)のように規則性で考える問題は不正解が目立ちました。図形では最後の問題6の(3)で答えが分数になるため、正答率が下がったようです。
<小6>
 基本的な文章問題は概ね理解できていました。また、春期講習会で復習した単元はしっかり結果がでていますが、講習会では扱わなかった問題や少し融合されている問題については、演習経験不足のため得点につながっていませんでした。今回のテストでは「できている・できていない」単元が顕著に表れていたと思います。目の前の課題だけでなく、テスト範囲に基づく復習が成績向上には必要です。苦手単元や反復の足りない単元を復習し、次回に備えましょう。

■国語
<小4>
 今回は特に説明文が課題でした。説明文は本文に必ず答えとなる部分が書いてあるものです。解法を意識し、再度解き直しをしましょう。物語文は、人物の心情の読み取り方を確認しておいてください。言語事項では、漢字の音訓を混同している例が多く見られたので、音と訓の違いや成り立ちとともに復習しましょう。また、時間配分のミスで語句の問題にまで手が回らない人もいました。どの問題から解き始めるかも慣れていきましょう。
<小5>
 言語事項については「ことばの知しき」はよくできていましたが、「漢字の書き取り」に課題がある受験生が見られました。文章題では「物語文」は選択肢、「説明文」では空欄補充(穴埋め)で点数が伸び悩んでいましたが、接続語の問題はよくできていました。今後の成績向上のポイントは選択肢の問題は本文中にしっかりと答えの根拠を求めること、空欄補充の問題は本文と問題文で同義・反復をいかに丁寧に探すかです。日ごろの学習の中で読解の基本の徹底を図っていきましょう。
<小6>
 大問1の物語文は全体的によくできていました。特にぬき出しの問題の正答率が高く、正確に読み取れていることがうかがえます。ただ、問六の理由説明の問題、問七の修飾語の補充問題のできはあまりよくありませんでした。一方、大問2の論説文は苦戦した人が多かったようです。中でも問八・問九のぬき出し問題の正答率が低かったですが、ぼう線部や問題文をヒントとして、「答えがどの部分にあるのか」の見当をつけることが大切です。言語事項は、「千客万来」の四字熟語以外は比較的高い正答率でした。

■理科
<小5>
 てんびんについての問題では少し複雑な問われ方をしたため、対処に苦労したようです。今回の問題では「支点からの距離」を考える必要がありました。必ず図に書き込み、解き方を定着させていきましょう。また、全体を通して基本的な知識事項を問う問題の正答率は高かったですが、単なる暗記では得点できない問題があることも気付いたのではないでしょうか。一つひとつ関連付けて整理するようにしましょう。
<小6>
 電気のはたらきを問う問題の正答率が低い結果でした。特にスイッチを入れることによってどのような経路を流れるかという問題で苦戦したようです。このような問題では「どのようにながれるのか」を考えながら自分で回路図を描く練習をしましょう。また、天気に関する問題では、湿度についての正答率が低かったです。知識はもちろんですが、普段の生活から体験を通して理解を深めるようにしましょう。

■社会
<小5>
 今回の出題は、日本のすがた・農林水産業・資源からでした。農林水産業の問題の中でも米づくりに関しての設問は正答率も高くよくできていました。あとは畑作・土地改良・用水路の場所などをしっかり復習しておきましょう。社会の学習は用語の暗記だけではなく、グラフ・表・地図などの資料を読み取る力も必要になります。普段の学習から資料が持つ意味を確認して考える力を養い、入試問題に対応できる力を身に付けていきましょう。
<小6>
 今回のテストでは漢字指定の問題が多く出題されていました。入試でも漢字指定で問われることが多いので、今のうちに正しい漢字で事柄を覚えていきましょう。また地理分野では工業、歴史分野では江戸時代以降の歴史の知識を確認するよい機会となったはずです。単に語句を覚え直すリトライではなく、そこから連想される言葉をたくさん作ることで、地歴の分野をこえた応用力が身につき、入試問題にも対応できるようになっていきます。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2014年05月01日 16:53 学習情報 | 記事ページ

第5回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2014年02月01日

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■算数
<小4>
 4年生も最終回になると、入試問題を意識した単元が多く出題されてきます。今回の範囲では、「分配算」や「角の大きさ」、「場合の数」などが入試頻出問題にあたります。課題としては、正答率の低かった「場合の数」と「日数日付の文章題」です。5年生・6年生でも扱っていく単元ですが、時間に余裕のある今のうちに自分で書き出して数え上げることで、コツを身に付けておきましょう。
<小5>
 5年生最後の合格判定テストでは、誘導形式の図形問題の出題比率が高く、その誘導に乗り切れずに、4や6で大問まるごと点数を落とすケースが見られました。普段から作図をする習慣をつけ、図形を見る目を養う必要があります。また、図形の中でも移動をテーマにした問題は正答率が低くなりました。もうひとつ大きなテーマとして「比の利用」があげられます。2の(2)は確実に定着して欲しい問題です。類題に再度挑戦してください。

■国語
<小4>
 今回のテストでは「つなぐことば」や「表げんの読み取り」はよくできていましたが、説明文・物語文ともに要旨の読み取りの定着が不十分な人が見られました。本文を読む際は指示語・同意表現などの読解の基本をしっかり意識すること、答えは必ず本文に根拠を求める学習を心がけましょう。知識問題に関しては、「ことばの知しき」の中で敬語はよくできていましたが、品詞についてはしっかりとリトライをして定着を図りましょう。
<小5>
 随筆文の内容の読み取りは比較的よくできていたようです。筆者の経験と意見・感想の読み分けをきちんと行い、さらなる正確な読み取りにはげみましょう。説明文については少し苦戦した人が多かったようです。解き方の確認をもう一度しておいてください。また、助動詞に関しては、まだ知識の定着が不完全な人が多く見受けられました。主要な助動詞とその用法について、しっかり復習しておくようにしてください。

■理科
<小4>
 今回のテストではものの温度と体積の正答率が高かったです。また、太陽・星座の動きでは、星座に関する知識事項は全体的によくできていましたが、月の形を答える問題では正答率が低く月の形と時刻や方角は復習が必要です。もののとけ方では、水よう液の特徴や性質はもちろんのこと、とけたものの取り出し方の実験に関することばや実験の方法などを完全に理解しておくことが必要です。
<小5>
 今回のテストでは、基本な知識を問う問題だけではなく、複雑な計算問題も出題され設問ごとで大きな正答率の差がありました。電磁石のはたらきに関する問題では、実験器具の使い方や電流の向きと方位磁針の向きなど基本をしっかり理解することが必要です。また、食塩水の濃さに関する問題では、典型的な解法を身につけた上で、問題文章中の条件を整理しながら順序だてて解く練習をしておきましょう。

■社会
<小4>
 近畿・中国・四国・九州地方の問題では、地図の上から都道府県の場所、県庁所在地、主な山地・山脈、河川、平野などを確認し、地方ごとに整理してまとめておきましょう。また、日本の農業については稲作、畑作、畜産ともに生産量順位などの「統計資料」を知識として定着させていくことが必要となります。5年生でも改めて学習しますが、テキストに掲載されている資料を再度確認し、早いうちに自分のものにしておきましょう。
<小5>
 今回は、日本地理総合と飛鳥〜江戸時代までの歴史からの出題でした。歴史分野では特に鎌倉時代〜江戸時代における時代ごとの重要な人物・出来事をしっかりと区別することで、年代整序の形式で問われても得点できるようになりますので、重要語句の整理をしておきましょう。地理分野では図表やグラフを絡めた問題が出題されますので、普段からテキストの資料などを確認する習慣をつけていきましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2014年02月01日 11:16 学習情報 | 記事ページ

第4回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2013年11月30日

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■算数
<小4>
 計算や、時間の問題、表を読み取る問題など基礎的な部分はよくできていました。課題として、「複合図形の面積」や「ベン図や表の利用」「分数と小数の関係」が挙げられます。いずれも、基本的なことがらを組み合わせた問題なので、テキストの例題や基本問題を解き直すことで克服できます。また、ベン図は集まりに関する問題を図式化したものですから、問題文と図との関係を十分に読み取ることがポイントです。
<小5>
 第4回は、カリキュラムも進み、入試で取り扱われるような問題も出題されるようになってきました。なかでも比の利用と割合・速さの文章題は特に重要単元です。正答率が低くなったのは「比の利用」で4の(2)、「割合の文章題」で5の(2)、「速さの文章題(旅人算)」で6の(2)(3)です。解説を参考に理解を深めてください。また、標準的な問題でやや正答率の低かった2の(6)(7)(8)(10)が不正解の場合、復習が必要です。
<小6>
 入試問題を解く機会が増えたからでしょうか、大問の(1)(2)は、ある程度できています。(2)まで解く力があれば完答まであと一歩です。一方で、大問2の小問には格差があり、図形・規則性・場合の数のできがよくありませんでした。入試頻出問題であるこれらの単元は、一行問題集や入試問題の独立問題などでさまざまな種類の問題に取り組み、初見の問題を極力減らすことが大切です。

■国語
<小4>
 ことばの知しき、特に慣用句はよくできていました。漢字の書き取りでは、画数の多い漢字や日ごろあまり使わない熟語のできがよくありませんでした。漢字は表意文字ですから形ではなく、意味を考えて書く習慣を身につけてください。読解問題では、文章の内容を問う問題に課題があるようです。本文中に「解答の理由」を求める習慣を身につけるようにしましょう。そうすることで、国語の力はもっと身につくはずです。
<小5>
 今回は物語文における心情や表現の読み取りが比較的よくできていた一方、説明文ともに内容の読み取りに苦戦した人が多かったようです。記述問題は、今までと比べて書こうとする意思が見受けられた答案が多かったものの、減点されているものも多かったです。必要な条件を満たした解答ができるよう、日々練習していきましょう。言葉の問題では、特に学習して日の浅い品詞について、もう一度リトライしておいてください。
<小6>
 物語文、論説文ともに、細部の読み取りが比較的よくできていたのに対して、例えば論説文の問八(要旨)など、全体の読み取りに関わる問題で課題が認められます。また、記述問題は、物語文・論説文ともに40%前後の平均点となっています。言語事項では、漢字や語句に比べて、ことばのきまりの理解や定着が不十分に感じます。これまで学習してきた知識やノウハウを整理し、入試に向け万全を期していきましょう。

■理科
<小4>
 秋の天気や生物、川のはたらきや豆電球など、身の周りの現象を問う問題で正答率が高かった一方、思考力を要する問題では正解率が低くなっていました。特に、電流と回路では、豆電球や乾電池のつなぎ方によって豆電球の明るさや乾電池の減り方が変わることなど、基本となる回路の性質を確実に理解しておきましょう。この単元では小4での学習内容を基礎として、次年度以降で応用に取り組みますので復習をしておきましょう。
<小5>
 どの分野も知識を問う問題が多く出題されており、その中でも動物のたん生の問題はよく理解できていました。一方で、ヒトのからだに関する出題では、単純な知識だけでなく血液や心臓、消化などヒトのからだ全般に関する問題での失点が多く、これらは単元ごとの学習だけではなく学習した内容を合わせて理解する必要があります。今後の出題では、総合的な思考が求められることが多いので単元を関連づけて理解しましょう。
<小6>
 今回のテストでは全般的に思考力を求められる問題がよくできていました。入試演習など、総合問題に取り組んでいることで学力が身についていると思います。しかし、知識事項を問われる出題では、語句はもちろん、その語句が表す意味や内容などの復習が不十分なための失点も多く見られました。入試までの期間に語句全般とその語句の意味を確実に覚えることと、思考問題や計算問題を確実にする必要があります。

■社会
<小4>
 地理の学習では単語を覚えるだけでなく、理由や場所とつなげることが重要です。日本の気候は6つの気候区分と雨温図の特徴を再度確認し、そのような気候の特徴になる理由と一緒につなげておきましょう。また、日本地図を見ながら、都道府県の場所と県庁所在地、平野や河川・山などの地形、主な農作物などを整理することも大切です。このように単語と理由や農作物をつなげて知識として残していく勉強をしていきましょう。
<小5>
 今回、初めて出題された歴史分野ですが、古代についてはよくできていました。飛鳥〜平安時代の問題が難しかったようですが、特に当時の朝鮮半島の国や聖徳太子の政策などはよく出題されますので整理しておきましょう。また歴史では難しい漢字が出てきますが、用語・人物などは漢字で正確に書けるようにしておきましょう。地理分野については各地域の特徴を地図と照らし合わせ、産業と繋げて復習しておきましょう。
<小6>
 今回は時事問題を題材とした総合問題でした。今年起こった出来事を、もう一度確認しておきましょう。地理分野では、地図や表を中心に各都道府県の見直しをしましょう。漢字で解答できるかどうかも重要です。歴史分野では、時代の流れを把握し、人物や文化と時代を関連付けることで得点力を上げることが出来ます。公民分野はこれからの勉強で更に得点源となる単元です。三権や選挙制度を中心に勉強しておきましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2013年11月30日 12:20 学習情報 | 記事ページ

第3回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2013年10月03日

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■算数
<小4>
 計算、面積、グラフなどの基礎学力といえる部分は、かなり身についてきています。ただ、文章問題の読み取りや単位換算が必要な計算力がまだ十分ではありません。また、規則や数の性質、きまりをしっかり理解していくことも今後の学習に重要となってきます。夏期講習会での学習成果が本当に表れてくるのはこの2学期です。夏期で身につけた学習習慣をこれからも継続させていきましょう。
<小5>
 大きく2つ、未定着な単元がありました。場合の数(ならべ方・えらび方)とグラフに関する問題です。前者は基本的な問題でしたが、やり方を忘れてしまっている人も多かったようです。後者は最後の問題であったため、充分な時間がとれずに得点できなかったこともありますが、グラフを読み込む力が不足していると考えられます。細かなところでは星型の5つの角の和やつるかめ算の利用も確実に押さえてほしい問題です。
<小6>
 計算・独立小問は正答率の向上が見られます。大問では、今回の出題単元である規則性・水量の変化・図形の移動は入試では頻出内容で、(1)の正答率はとても高かったです。しかし、(2)以降での苦戦が目立ちました。こういった問題では(1)の結果を利用して問題を解く「誘導形式」の出題が多くなります。問題の意図を見抜き、入試までにこの「誘導」に乗る力を身につけていきましょう。

■国語
<小4>
 漢字や語彙の知識は文章読解の基礎ともいうべきものですので、リトライをくり返すことで着実に身につけてください。今回出題された類義語・対義語は音としてわかっているだけでなく漢字で書けるようにしましょう。詩の読解、説明文の読解で正解率が厳しい問題はともに問題文で問われていることをしっかり意識することで得点できたものでした。何となくではなく問題文・本文で答えの根拠を探す習慣を身につけましょう。
<小5>
 今回の読解問題は説明文と詩という構成でした。説明文は、脱文挿入や内容の読み取りで苦戦した人が多かったようです。キーワードをしっかりつかみ、どこに目をつけて解答するべきか考えましょう。詩は独特の表現を用います。表現技法を復習し、再度問題を解いてみてください。漢字・語句の問題では、四字熟語の正答率が特に低かったです。知らなかった言葉は辞書を引いて頭に入れ、語彙を増やしていきましょう。
<小6>
 読解問題では、筆者の考えを問う問題がよくできていたのに対して、理由や言い換えなどの内容説明の問題の得点率が低い結果でした。いずれも文中に答えや根拠を見出せるものでしたから、「ぼう線部と該当箇所をつなぐものは何か」という視点でリトライをしておいてください。ことばのきまりでは、大問4の問3の品詞識別の問題に課題が残りました。紛らわしい品詞の見分けを中心に、知識の再確認をしておきましょう。

■理科
<小4>
 小4は今回より理科のテストが実施されました。夏休みまでに学習した内容をしっかり復習しておきましょう。今回のテストでは、出題分野での正答率の差はなく、記号選択の問題では正答率が高く、逆に大問1の「光のくっ折」や大問2の「そう子葉類」などの語句を記入する問題では正答率が低くなっていました。学習した単元内容は、まずは説明をしっかりと読み言葉やその意味を確実に暗記しましょう。
<小5>
 今回は、基本的な理科用語や知識事項を問うだけでなく、科学的な原理・原則の理解が必要な問題が出題されていました。特に大問3の「音・光」に関する問題では正答率が低くなっていました。光のしょう点や像については基本的かつ重要な問題なので、繰り返し学習しましょう。また、大問5の「物のとけ方」に関する計算問題についても正解率が低かったので、表の数値を正確に読み取って計算をする練習をしておきましょう。
<小6>
 今回のテストでは、知識事項の確認問題は、よく正解できていました。夏休みの復習の結果が表れています。一方で計算問題についてはまだまだ練習が必要です。特に大問5では、てこ・滑車・浮力の融合問題でしたが、この問題の正答率が非常に低かったです。この対策としては、基礎計算が完全にできるようになることと、分野を融合して思考できる力が必要です。応用問題や入試問題で、実戦力強化に取り組みましょう。

■社会
<小4>
 今回が初めてのテストでしたが、どうだったでしょうか。今回は身の回りの生活に関する設問が多かったと思います。水の循環の問題やゴミ問題など、身の回りのものに目を向け、興味を持つ習慣をつけることが大切です。また、人のくらしは気候などによって大きく影響されます。そのようなことを勉強しながら、日本人の生活の知恵などにも興味・関心を持つ習慣を身につけると、社会の勉強がもっと楽しくなります。
<小5>
 農業に関して、くだものと工芸作物から出題された大問3は全体的によくできていました。地理分野ではグラフと関連した問題が多く出題されますので、食料自給率と輸入や畜産などをしっかり復習しておきましょう。ここは農業の単元でも手薄になりがちな範囲ですので、しっかり確認し直すとともに、普段の学習で表やグラフの資料には注意するようにしましょう。また、今後は歴史を学習していきますが、地理の復習も定期的に行いましょう。
<小6>
 今年の夏は最高気温を更新した地域が多数ありました。地理分野では気候を絡めた問題が出題されていましたが、改めてヒートアイランド現象・フェーン現象など気候を左右する現象はもう一度見直しておきましょう。また選挙権に関する出題がありましたが、今回は歴史分野での出題でした。ただ選挙権は公民でも出題されますので、どのような人たちに選挙権が与えられていったのかを時系列にして、復習しておきましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2013年10月03日 16:07 学習情報 | 記事ページ

第2回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2013年07月03日

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■算数
<小4>
 今回は、文章題をふくめ、整数計算の正答率は高くなっており、計算力が徐々に向上してきています。ただ、小数を使う単位換算については、もっと練習量を増やす必要があるようです。植木算については木の本数と間隔の数との関係が曖昧になっています。また、三角定規や二等辺三角形の理解にもまだまだ課題が残っています。基礎知識の反復練習をより進めることで十分に改善できるはずです。この夏しっかりと頑張りましょう。
<小5>
 今回は図形の出題が多く、正答率の低い問題も図形に多く見られました。平面図形では等積変形や分割など工夫の必要な問題で、立体図形では表面積を求める問題と水そうの問題で間違いが目立ちました。工夫に気付く人は普段から作図をする習慣があるようです。リトライの際に作図をしてみましょう。その他、素因数分解のし方を忘れてしまった人、倍数算の問題で線分図での整理がうまくいかなかった人が相当数いたことが残念でした。
<小6>
 計算や知識を問う問題は正答率が高いですが、条件を整理する問題は状況図や線分図を必要とするため、正答率は低くなりました。特に大問3のやりとりの問題は状況図を書くことが必要ですので、しっかり練習しましょう。また、大問6の複合図形の問題も正答率は低いですが、相似(辺の比)の性質をいかに活用できるかがポイントです。特別な知識を必要としませんので、ぜひリトライしてみてください。
■国語
<小4>
 今回は物語文と説明文が読解問題として出題されました。物語文は記述に限らず、記号問題でも難しい問題が出題されますので、普段から「気持ちを表す表現」に気をつけて読む練習をしておきましょう。説明文は指示語や接続語をチェックし、筆者の考えを正確にとらえられるよう注意をして文章を読むようにしていきましょう。言語事項は三字熟語の問題に理解度の差が出ました。普段から漢字の意味も覚えるようにしていきましょう。
<小5>
 文章読解問題は説明文・随筆文の出題でしたが、特に随筆文の記述での解答に苦労した受験生が多かったようです。記述問題は特に文中に根拠(使える言葉)を求めることを徹底するとともに、リトライを重ねて、得点力を高めていきましょう。言語事項は、類義語・対義語などの出題で正答率は高めでしたが、知らない言葉を見つけたら、まず調べる、そして簡単な例文を作って覚えることで、より確かな力を身につけていってください。
<小6>
 論説文に関しては、記述問題が得点のカギでした。出題の意図をしっかり読み取り、本文から言葉を探して、字数内にまとめられるよう練習していきましょう。詩に関しては、内容理解が得点の差として表れました。特に比喩表現をおさえ、何を何にたとえているのかよく考えて解き直してみてください。特別な読み方の熟語はよくできていました。慣用句、ことわざ、故事成語は知らないものは辞書を引いて覚えておくようにしましょう。
■理科
<小5>
 今回は、どの単元についても基本的な重要事項を問う問題が出題されていましたが、その中には、理由とともに理解して解答しなければならない内容も含まれていました。特に大問3の「月の満ち欠け」や大問4の「天気の変化」では正解率が低くなっていました。大問5の「ばね」でも、計算問題が中心で正解率が低かったので、基本的な問題を通じて、典型的な計算の流れをしっかり理解しておきましょう。
<小6>
 今回は、電流のはたらきや、気体の性質などで図や表が多く、思考力を問う問題が多く出題されていました。気体の性質ではある部分だけを暗記していても得点には結びつかない出題形式でした。これからはどの分野も暗記したものそのままの出題ではなく、それらが融合している入試問題に類似した出題形式が多くなってきます。夏休みにこれまで学習した単元復習を徹底的に行っておきましょう。
■社会
<小5>
 今回のテストは、資源に関する問題を中心として、全体的に出題されました。農業と工業に関してはよくできていました。資源問題との関連で出題された発電に関する10字以内で答える記述問題が出題されていましたが、このような問題に対応するためにも、授業中にも「なぜ?」「どうして?」などの疑問を持ち、それに対しての答えを考えるようにしましょう。そうすれば、社会が楽しくなり記述問題も解けるようになります。
<小6>
 初めて公民分野が出題されました。入試では基礎知識が多く問われます。日本国憲法、三権分立などの重要語句を漢字で正確に書けるようにしましょう。また地理分野の地形からの出題では、忘れているところの再確認ができたと思います。地図を用いて山地山脈・河川などを再確認しましょう。歴史分野では、明治時代以降の政治の流れを中心に近現代史をまとめましょう。特に人物は漢字で書けるようにしておきましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2013年07月03日 22:12 学習情報 | 記事ページ

「富士山」が世界文化遺産に(社会科)

2013年07月01日

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130701_mtfuji.jpg 6月26日、新たに日本の世界文化遺産として、富士山が認定されました。これで日本の世界遺産は、自然遺産が4件、文化遺産が13件となり、合計17件の世界遺産が日本に存在することになります。全部言えるでしょうか?
 そもそも世界遺産とは、1972年にユネスコで採択された国際条約「世界遺産条約」に基づき登録された遺産です。自然遺産と文化遺産、そして日本には存在しませんが両方の価値を持つ複合遺産という分類もあります。また国別で見ると、日本はギリシャと並んで13番目に世界遺産が多い国となりました。では、一番多い国はどこでしょうか? 1位はイタリアで、なんと49件もの世界遺産があります。2位は45件の中国、3位は42件のスペインです。4位はフランス、5位はドイツとなっていて、2位の中国以外はヨーロッパの国が占めています。
 今年の入試では時事問題として、世界遺産関連が出題される可能性は高いでしょう。ただ、「入試に出そうだから」というだけでなく、日本の世界遺産を見直すのはもちろんのこと、世界各国の世界遺産も調べてみて、それを通して「世界」に目を向け、視野を広げていってほしいと思います。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2013年07月01日 09:45 学習情報 | 記事ページ

「共感的理解力」とは(国語科)

2013年06月11日

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 パシードでは、週2日以上、全教員が集まって、指導に関する会議や研修を実施しています。今日も、国語科では、今年の清風南海中の入試問題を分析し、今後の指導にどう活かすかの議論を行いました。
 A日程の大問二は、外国文学の翻訳が出典でした。西大和学園などでは過去に例を見ますが、清風南海では珍しいものです。それだけが原因とは言えませんが、人物関係の把握に難儀し、設問レベルの割には少々てこずったのでは、という意見が出ました。
 中学入試に出題される物語文は、「少年少女が主人公の作品を選ぶ」ことが定番というか不文律のようになっています。受験生たちが共感的に内容を理解できるというのが大きな理由と考えます。ただ、難関校になればなるほど、普段の生活ではなかなか向き合うことのないテーマが扱われる傾向がありますから、それを避けて通ることはできません。
 ところで、第一ゼミの国語科では、「国語力」を、@語彙力、A論理的理解力、B共感的理解力、C表現力の4つと定義し、教材や指導法を考える上での基軸にしています。この中で、なかなか着目されることのないのがBの「共感的理解力」ではないかと考えます。「文章を読んで、分かる」というのは、自分の中に知識や情報があって、それと文章の内容が一致することを指すはずです。そのとき、「うんうん、分かる分かる!」「それ、あるある!」といった共感的理解が生まれるのです。
 とするならば、直接・間接を問わず自らの経験値を高め、「自分の中にある知識や情報」をどれだけ増やしていけるかが、本質的な国語力の育成ではないでしょうか。「充実した読書」とは何なのかという命題も、この点を踏まえれば見えてくるものがあるでしょうし、背景となる知識を増やすという点では、他教科の学びも国語の力に通ずると考えます。
 入試問題は、学校からの「求める生徒像」のメッセージです。多くの文章に触れ、自らのバックボーンを広げることは、入試対策ということを超えて、進学後にも活きる「本物の力」を育むことにも寄与すると確信しています。それが、私たちが、「勉強時間は、自己成長タイム」と子どもたちに日々伝えている所以なのです。授業で扱った文章の続きが知りたいと言って、自ら原典を手にし、その感想を聞かせてくれる子もいます。そんなふうにして、“国語を学ぶ楽しみ”を実感してもらえたら嬉しいなと思います。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2013年06月11日 17:07 学習情報 | 記事ページ

「9」について(算数科)

2013年05月02日

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 算数の学習で、「倍数の判別法」というのがありますね。4の倍数→「下2ケタが00または4の倍数」や、3の倍数→「各位の数の和が3の倍数」などなど。2から9の中では7の倍数を除いて、ほとんどの受験生が学習しているはずです。それに対して、7の倍数判別法については触れられることが少ないようです。確かに、入試で必要に迫られたという話は聞きませんので「覚えなくてもいい」ということになるのかもしれません。ただ、もちろん、入試だけがすべてではないので、好奇心旺盛な皆さんは知りたいですよね。
 7の倍数判別法は大きく分けて2種類あるのですが、今日の本題と話がそれてしまうので、ここでは割愛します。せっかく目の前にパソコンがあるのですから、このブログを読み終わってから、検索をかけてみてください。たくさんヒットします。仕組みもすぐに理解できるはずです。
 さて、本題の「9」についてです。もちろん倍数判別法は3の倍数同様、「各位の数の和が9の倍数」というものですが、逆方向から見てみると面白いことがいえます。「ある整数に9をかけてできた整数(つまりは9の倍数)の各位の和は必ず9になる」――当たり前? でも、この「必ず9になる」というのが面白いと思いませんか?
 たとえば、
  247×9=2223→2+2+2+3=9
 となったり、
  5784×9=52056→5+2+0+6+6=18→1+8=9
 となったりします。
 中学に入ると、この「必ず……なる」「常に……だ」といったことを説明する「証明」という問題を扱うことになります。今のうちから、教えられたことを鵜呑みにしてそのまま丸暗記をするのではなく、「なぜそうなるのか」を考える習慣をつけることは、中学での学習への大切なステップとなっているのです。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2013年05月02日 16:29 学習情報 | 記事ページ

第1回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2013年04月29日

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■算数
<小4>
 今回の「和差算」においては3つの数量関係が複雑になっているので、ひとつの線分図では表せません。もう一度リトライをしてみましょう。また、4年の図形は、5年の基礎となるところです。間違えた問題はしっかりとやり直し、図形の性質を確認しておきましょう。計算問題の正答率は高くなりましたが、文章題の読み間違えや単位換算で点数を落としているケースが見られました。なぜ間違えたのかを考えた上で、やり直しましょう。
<小5>
 今回多く出題されていた整数の性質に関する問題は捉えにくく感じた人も多かったようです。受験スタートゼミで扱った2番の(5)(8)、3番の(1)は頻出問題です。仕組みをしっかりと理解し定着させて欲しい問題です。逆に4年生の時に苦労していた人も多い植木算は正答率が上がってきました。図形問題では面積を求める問題は理解できていますが、三角形や台形の面積から辺の長さを問う形式では間違いが目立ちました。
<小6>
 独立小問・図形問題の理解度が向上しています。とりわけ春期講習会で復習した単元はしっかり結果がでています。ニュートン算は春期講習会直前に習った単元でしたが、逆に言えば講習会では扱っておらず、経験不足のため結果につながっていませんでした。今後の課題単元となりそうです。目の前の課題だけでなく、テスト範囲に基づく復習が成績向上には必要です。苦手単元や反復の足りない単元を復習し、次回に備えましょう。

■国語
<小4>
 大問2の説明文の問一のような問題はよく出ますので、解法をしっかりと理解しましょう。まず、指定語句を使う場合は、それを文章中に探し、その近くの表現を使ってまとめるようにしましょう。次に答えを指定の文にあてはめる形で答える場合は、文に使われている同義反復を文章中に探していくようにしましょう。以上2点に気をつけてまとめていけば、解答が導き出されます。
<小5>
 5年となり文章量が大幅に増えたため、物語・説明文ともに点数が伸び悩んだ人が多かったようです。解答する際、答えの根拠を文章中で見つける習慣を身につけること、そして文章を読み解くスピードの向上が高得点獲得の鍵です。そのためには指示語・接続など「文章読解の基本」の再確認が必要です。知識題は漢字の書き取り、特に熟語の書き取りに課題があります。語彙力向上のためにも言葉の意味を考える習慣を身につけましょう。
<小6>
 今回の読解は物語文と説明文でした。物語文は登場人物の関係をとらえ間違え、失点している人もいました。いつ・どこで・だれが・どうしたかを正確に把握できるよう普段から気をつけましょう。説明文では、接続語を選ぶ問題に苦戦した人が多かったようです。前後の文脈をしっかりとらえ、正答できるよう訓練しておきましょう。言語事項では、敬語の得点に差がありました。決まった敬語動詞や基本的な表現は頭に入れておきましょう。

■理科
<小5>
 今回はどの単元でも重要語句を答えさせる問題が多く、正答率が非常に高い結果となりました。その中でも大問3の「天気の変化」での正答率が低くなっています。この単元では図や表を読み取る力を身につけることが重要ですので、何度も繰り返し練習をしておきましょう。また、大問5の「てんびん」では、入試が近づくにつれて計算が複雑になってきます。まずは、基本の計算が確実にできるように復習しておきましょう。
<小6>
 今回のどの単元も知識事項を問う問題が多く出題されていました。各単元の重要語句を理解・暗記することで高得点を取ることができます。また、小6では単純な語句の出題だけでなく、思考力や計算力などの向上が必要です。大問2の「光と音」に関する問題では、単元の深く理解することが必要でした。大問3の「地層と地震」に関する問題では、地震の伝わる速さや時間に関するグラフの読み取りと計算練習をしておきましょう。

■社会
<小5>
 日本のすがた・農林水産業・資源の内容からの出題でしたが、思うように点数を取れていたでしょうか。語句の丸覚えではなく、しっかりと自分の知識にし、「解答できる」力に高めていきましょう。また、記号の問題でも、深い知識が必要となる問題が多く出題されていました。テキストの重要語句の暗記だけで終わるのではなく、考える力を養い、入試問題に対応できる力を身に付けていきましょう。
<小6>
 今回より地理・歴史の複合問題となっています。漢字指定の問題も多く、中途半端に覚えている言葉では点数が取れなくなってしまいます。重要語句の暗記をするだけでなく、そこから連想される言葉をたくさん作ることで、知識の幅が広がります。地理の復習をする際に歴史と関連付けたり、逆に歴史の復習をする際に地理と関連付けたりすることで、応用力も身に付き、入試問題に対応できる力を付けることができます。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2013年04月29日 16:14 学習情報 | 記事ページ

第5回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2013年02月05日

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■算数
<小4>
 4年生も最終回になると、入試問題を意識した単元が多く出題されてきます。今回の範囲では、「分配算」や「円と正多角形」など、入試問題でも多く扱われる単元が出題されています。小数や分数の計算はずいぶん慣れてきたようで、正解率が上がっていますが、次学年では、計算でもより高いレベルが要求されます。「えらび方・ならべ方」は高学年で「場合の数」を学習する基礎の部分です。今が、数え上げるコツを身に付ける良い機会です。
<小5>
 今回は図形の出題の割合が多いテストでした。三角形の相似や、図形の折り返しの問題はよくできていました。6年生で学習する内容の多くは、これらの考え方を基本として、それを利用し、さらに発展させたものになります。一方、図形の回転移動・円の転がり移動の単元は正答率が低く、課題が残りました。図形の特徴を正確にとらえ、丁寧に作図し計算することが重要です。図形の移動や回転などは近年の入試でも特に出題される単元ですので、もう一度テストの復習をしておきましょう。
■国語
<小4>
 大問1の問5「心情把握」の問題が難しかったようです。問題文に「教わったわけではないのに」と書いてあるのがヒントです。ぼう線部のすぐ前に、「教えてもいないのに」と同じような表現がありますので、その下の「ちゃんとした手を指してくる」を解答に使います。さらに「すげえ」という表現から「感心している」ことがわかりますので、「ちゃんとした手を指してくるので、感心している」という答えが導き出されます。
<小5>
 今回の随筆文では文章全体を読んだ上で、ぼう線部から離れたところにある解答部分を見つけるのに時間がかかったと思われます。また説明文では指示語の問題で、前の部分の重要語句を使い、かつ字数内にまとめるのに苦慮したと考えられます。文法の形容詞・形容動詞の問題は、「言い切り」の形から品詞の違いを確認し、助動詞では、識別の仕方(意味・用法)を再確認しておきましょう。
■理科
<小4>
 今回のテストは主にものの溶け方、天体から出題されていました。これらの単元は次の学年での基礎となる単元なのでしっかりと復習しておきましょう。ものの溶け方では、温度による溶ける量の違いなどを表から読み取ることが大切です。また、天体では、季節の星座と主な星の特徴や各方位の星の動き方などが重要です。全体的に語句問題での失点が多かったので、重要語句の見直しもしておきましょう。
<小5>
 今回のテストでは知識事項などの暗記内容の正解率は高く、計算問題や図を見て答える問題での正解率は低くなっていました。6年生になると分析する力や想像する力、思考する力などが必要な問題が多くなっていきます。今回の大問5のからだの内部などの問題は基本練習を多く積みながら内部のしくみを想像できるようなるとさらに得点が上がります。また、計算出題される問題もしっかり復習しておきましょう。
■社会
<小4>
 中国・四国・九州地方の問題は、各都道府県の場所、県庁所在地、山や河川などを確認し、特色を整理してまとめておきましょう。日本の農業については基本的な知識事項は身についてきているので、次は農作物の生産順位など統計資料を知識として定着させていきましょう。入試でも頻出の問題となるため、5年生でもう1度学習しますが、テキストで資料を再度確認し、早いうちに自分の知識として定着させておきましょう。
<小5>
 今回は、日本地理総合と飛鳥〜江戸時代までの歴史からの出題でした。農業に関してはよくできていましたが、作物の収穫量や家畜の飼育頭数の都道府県順位を確認しておきましょう。それぞれ都道府県の気候・風土などの特色と関連付けると理解が深まります。歴史では大問5が難しかったようですが、年代整序の問題は受験でも頻出ですので、各時代の重要な出来事や人物を時代ごとに整理しておきましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2013年02月05日 10:46 学習情報 | 記事ページ

第4回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2012年11月30日

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■算数
<小4>
 第4回の重要単元は分数と小数です。単純なたし算・ひき算だけでなく、割合の考え方につながる問題が出題されています。時間の単位とからめた問題の正答率が低くなりました。また、意外にも「大きな数」での間違いがあり、以前に学習した内容を忘れてしまっているようです。面積を求める問題は良くできていましたが、面積が分かっていて辺の長さを求める問題では間違いが見られました。
<小5>
 1学期に習っている図形問題や、夏期講習中に新しく習った売買損益の問題について、忘れていたり、定着が不十分だったりする人が多かったようです。もう一度、しっかり復習をしておきましょう。一方、旅人算など速さの問題や比の利用の問題はよくできていました。両方とも入試頻出問題になりますので、冬期講習でしっかり定着し、大問6(3)の問題が解けるぐらいにレベルアップしましょう。
<小6>
 今回は平均点が高く、基本問題を満遍なく勉強できていることがわかりました。得点差が顕著に表れていたのは、空間図形・動点・速さです。これらに共通して求められるのは「状況把握力」です。基本問題の正答率が高いだけに、今後の学習次第で正解を導ける問題は多くなるでしょう。入試問題を通じて基本問題の徹底と難問・良問にじっくり向き合うことで、さらなるレベルアップが期待できます。

■国語
<小4>
 今回の問題では、大問2の説明文に、正答率の低い問題が何問か見受けられました。しかし、ぼう線部の前後をしっかり読めば正解を導き出せるので、それを読み取る練習を続けていきましょう。例えば、問5の問題は、ぼう線部のすぐ前に、「木のてっぺんに登るスピードが速い」と書かれています。その様子を「まるで、F1自動車のようだ」と述べていますので、それに気づけば答えが書けます。
<小5>
 今回の文章読解で正答率が低かったのは、記述問題でした。物語文では心情を、説明文では指示語の指示内容を問われました。ぼう線の前の部分の重要語句をつなぎ、一文にまとめると解答できます。同訓・同音異義語では問いに正確に答えなかった誤答が目立ちました。文法(名詞・動詞)の知識の確認と漢字は「覚える」と同時に「意味も調べる」方法でリトライし、語い力をつけていきましょう。
<小6>
 知識問題についての課題は、(1)使われている漢字は簡単だが聞き慣れない熟語、(2)品詞分類の2点です。特に(2)に関しては高得点者でもミスが散見されましたので、本番までにもう一度、復習と定着を図りましょう。文章問題では、説明文の内容読み取りで、指示語・接続語などの基本事項の解法確認の再徹底を図り、そして要約力をつけることで、本番までにまだまだ得点力のアップが望めます。

■理科
<小4>
 「川と天体」では、川の流れと水はたらきの関係や月の形などはしっかりと復習しておきましょう。また、「電気のはたらき」からの出題では、大問2の(2)@BCで間違いが目立ちました。「電流のはたらき」では、豆電球のつなぎ方と明るさの関係など見直しをしておくことでさらに成績が上がります。身近な生き物である大問3の「秋の生物と天気」からの出題は、ほとんどの人ができていました。
<小5>
 基本知識を問う大問1の小問集合は高い正解率でした。難易度の高い「豆電球の回路」も正解率が高く、細かい部分まで理解できていました。しかし、「動物のからだのつくり」で間違いが目立ちました。大問3では、心臓のどの部屋にどの血管がつながっているか、またその血管にはどのような血が流れているかなど、心臓だけでなく体全体の図や体各部分のはたらきから確実に理解しておくきましょう。
<小6>
 今回のテストでは、知識事項を問う問題では非常に高い正解率でよく理解できていました。間違いの多い大問3の「気象」の単元では、飽和水蒸気量の計算問題は、テストのやり直しだけでなく、湿度を求める計算や言葉の意味の復習もしておきましょう。また、大問5の「てこの利用」の単元でも、重さのあるてこをつりあわせる計算は、必ずマスターできるように復習や練習をしておくと良いでしょう。

■社会
<小4>
 今回は難易度が高かったと思います。日本の気候の問題は6つの気候区分と雨温図の特徴をもう一度確認し、「なぜ」そのような気候になるのかを確認しておきましょう。日本の各地方の問題については、それぞれの都道府県の県庁所在地、平野や河川などの地形、主な農作物などの特色を整理して、表や地図などを用いた応用問題にも対応できるようにしましょう。
<小5>
 各地のくらし、日本の農業は正答率が高かったのですが、日本の工業では工業地帯・地域の位置や特徴だけではなく、成立・発展した理由も問われたので難しかったようです。農業・工業はそれぞれの地域の風土との関連を考えることで理解が深まります。また、今回初めて出題された歴史分野では、漢字指定の設問での失点が目立ちました。普段の学習からしっかりと漢字で書く習慣を身につけましょう。
<小6>
 地理分野では、言葉と地域を全て覚えていなかったとしても、各都道府県の特徴を理解し、設問をしっかり読めば正解できる問題が増えてきます。歴史分野では、時代の流れを把握し、文化と時代を関連付けることで得点できます。公民分野では名称と略称や三権で出る数値を身に付けましょう。各分野の特徴をつかみ、地理から歴史、歴史から公民など分野をまたぐ総合問題にも対応しておきましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年11月30日 20:09 学習情報 | 記事ページ

第3回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2012年10月01日

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<算数>
■小4
 第3回では、これまでより学習範囲も広がり、総合的な力が試されるようになってきています。単位について、設問で問われている単位の見落としや、換算間違いが目立ちます。特に面積の単位「a(アール)」は要注意です。また、注意力不足での失点として、小数の割り算で商を「整数まで」求める指示に対して、小数第一位まで求めてしまっていることや、グラフの目盛りの読み取り間違いをしていることが気になります。
■小5
 割合のところは、夏期講習の中休み明けに初めて習ったばかりの範囲でしたが比較的よくできていました。また大問6は今授業で習っている速さの問題でも必要な力が問われています。状況を丁寧に把握していき、グラフに書き込んでいくだけで色んなことが見えます。旅人算、ダイヤグラムを習った今、大問6を解くと案外簡単に解けるかもしれません。グラフ・文章から自分で状況を把握できるようにしていきましょう。
■小6
 出題範囲が入試予想問題のため、幅広い内容となりました。大問4の場合の数は、文章から並べ方と選び方の使い分け、またはそれらの組み合わせが必要かどうかの判断、大問5の平面図形・大問6の立体図形は、条件内容を図に表す(イメージする)ことができるかどうかで、正誤を大きく分けました。どの教科にも共通しますが、知識の丸暗記ではなく、持っている知識と関連付けて、これらの問題に対応する力を追究していきましょう。
<国語>
■小4
 今回の問題は大問1の説明文に、正答率の低い問題が何問か見受けられました。しかし、落ち着いてよく読めば、正解を導き出せます。例えば、問4の問題は、ぼう線部のすぐ後ろに「……と……」と書かれています。ここが並立の関係であることがわかれば、答えであることが見ぬけます。ふだんから、ぼう線部の前後をしっかり読むなどして、答えを見つけられるよう練習をしておきましょう。
■小5
 今回のテストの出題文章は説明文と詩でした。記述問題に時間がかかったかも知れません。問題に対して必要とする言葉を適切につないで文に「まとめる練習」をしましょう。また、詩の単元は、短い文の中に、作者は「何」を見て、感じているのかを想像しましょう。知識問題は「慣用句」「ことわざ」でした。語彙力は国語の大きな課題です。語彙力を高めると長い文章も無理なく読め、知識がつけば必ず得点力が上がります。
■小6
 受験本番に向けての課題がいくつか浮き彫りになったテストでした。一つ目は知識問題の「熟語」「文法」です。これは問題のリトライを重ねることで強化・定着していきましょう。二つ目は文章問題の「文中の言葉を使って」の問題です。残念ながら日本語のつながりに問題があり減点されている人が多いようです。自分の出した答えの読み返し・理由付けをしっかりとして得点源にしてください。
<理科>
■小4
 今回のテストではじしゃくや光の単元で正答率が高く、身の周りで起こっている現象が自然と身についていることがわかる結果となりました。アサガオの花のつくりで図を見て答える問題や普段耳にしない語句の問題で間違えてしまう生徒が多くいました。図やグラフをとても大事なものと捉え、日常生活からいろいろなことに興味をもって、考え切る姿勢を身につけていきましょう。
■小5
 全体を通して、いろいろな分野の知識事項については非常によくできていた結果となり、夏休みにしっかりと復習できた生徒が多かったようでした。ただ、数値を扱う計算問題で正答率が低くなっていました。大問2の(3)の物のあたたまり方では、水がもっている熱量に着目すれば難しい計算ではないので、日ごろから知識事項だけではなく、計算問題にも時間をかけて慣れるようにしていきましょう。
■小6
 今回は分野を問わず、よく出てくる基本的な問題では正解率が高く、細かい知識を問う問題や計算問題では正解率が低い結果となりました。大問3の地学の分野では断層やしゅう曲などの語句のほかに地層のでき方など、よく考えて解かないといけない問題が出題されていました。演習時間をとり、じっくりと考えながら解いていきましょう。点数を上げるためにはまず問題文をよく読み、正確に把握した上で解くようにしていきましょう。
<社会>
■小4
 今回が初めてのテストでしたが、どうだったでしょうか。水の循環の問題では、自分たちが飲んでいる水がどのような経路をたどってきているのか、雨はどのように変化していくのかを言葉だけでなく図などと一緒に理解しましょう。またゴミの問題も家でもよく出てくる言葉が多いと思います。暗記することも必要ですが、身の回りのものに目を向け、また興味を持つ習慣を身につけましょう。
■小5
 日本の発電については、原発事故以降特に注目されるようになった地熱・風力発電関連もあわせて必ず確認しましょう。各発電の長所と短所、発電所の分布の暗記に終わるのではなく、そこに建設された理由も考えることでさらに理解できます。また工業地帯(地域)・県の製造品出荷額の割合の出題では、各地域の工業を把握した上でのグラフの読み取りが求められました。学習の際には必ず資料を確認する習慣を身につけましょう。
■小6
 地理については農業・工業分野からの出題でしたが、数値や順位を覚えるだけでなく、理由を理解しておけば正解できる問題が増えてきます。歴史については戦後まで入る広範囲となりましたが、時代の変わり目、変わるきっかけとなった事件・出来事などを整理していきましょう。公民については、内閣が行う会議は閣議など内容と語句がつながるものが多いので内容と語句を連動させて身につけましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年10月01日 16:28 学習情報 | 記事ページ

第2回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2012年06月30日

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<算数>
■小4
 文章題で気になるのは次の3問です。大問3(3)→線分図が正確に書けずに正解に至らなかったようです。大問4(3)→問題文の読み込みが浅く、内容が整理できなかったようです。大問5(2)→(1)で植木算の仕組みをわかっていた人も間違えていました。図形問題では6番の角度の問題です。難度に差をつけて(1)〜(3)とならんでいますが、全問正解の人と全問間違いの人に分かれてしまいました。
■小5
 植木算や分配算は春期講習会前に学習したので、忘れてしまっていた人が多かったようです。普段から復習する習慣をつけることの重要性を今回のテストで感じたのではないでしょうか。毎週学習する単元に加えて、テスト前には総復習できるように計画を立てて取り組みましょう。夏期講習会は絶好の復習の場です。文章題も図形問題も得意になれると信じて取り組みましょう。
■小6
 大問3の流水算は速さの関係を線分図で表すことで下り・静水時・上り・流れの速さの関係がわかり、大問6の旅人算は状況図を書くことで、距離・速さ・時間の関係がつかめます。与えられた情報を整理し、何を、どのように活用すればよいかを考えることが重要となります。正解を出すことだけで満足せず、授業で習った解法をしっかり思い出し、それらを活用できる力をつけていきましょう。

<国語>
■小4
 今回の問題は全体的に難しかったようです。特に記述問題に時間がかかった人が多かったのではないでしょうか。記述問題はふだんから、その問題が何を問うているのかをしっかりと考え、答えを書く訓練をしておきましょう。知識問題では、四字熟語は読み書きだけでなく、辞書を引いて意味もしっかりと確認し、日常会話などにも使えるようこころがけましょう。
■小5
 今回のテストの出題は、随筆文と論説文でしたので、難しく感じた人も多かったようです。大切なのは、まずは基本的な問題を着実に得点することです。すぐに解き直しをし、それでも間違えた問題については、解説を見る、質問するなど、リトライを徹底しておきましょう。ぼう線の前後や、文章全体からしっかりと「根拠を見つけて解くこと」を心掛けてほしいと思います。
■小6
 知識題については、「熟語」「慣用句」などの語彙力は課題の一つです。文章を読んでいて新たに出会った言葉は例文を作って意味をつかめるようにしておきましょう。文章題については問題が何を聞いているのか意識しながら解くようにしていけば、まだまだ点数改善の余地があるようです。夏休み前に再度基本の確認をし得点力を高め、今年の夏を「飛躍の夏」にしましょう。

<理科>
■小5
 身近な内容である植物の単元の問題はよくできていました。ただ、大問3の惑星や星の動きや大問5のばねなどの普段はかかわることの少ない単元に関する出題では正答率が低くなっていました。テキストの説明を読むなど定期的に復習をしておきましょう。また、ばねに関する出題では、計算問題の解き方だけではなく、知識事項についてもしっかりと復習をしておきましょう。
■小6
 ヒトのからだや太陽と月の動きに関する問題の正解率が低くなっていました。知識事項の整理とともに関連した内容まで復習できるようにしましょう。大問2ではヒトのからだの内容については全体的な理解が必要です。また、大問5では問題文や表に書かれていることを正確に理解してから問題を解くようにしましょう。知識の整理ができれば大問4の電流や発熱などの計算問題にもチャレンジしましょう。

<社会>
■小5
 今回は農業・漁業・資源・工業・公害・貿易からの出題でした。農業と漁業に関しては全体的に正答率が高かったのですが、工業と公害の製造品出荷額の割合の円グラフと、はいき物の移り変わりのグラフを読み取る問題の正答率は低かったです。このような資料問題に対応するために、学習の際は必ず地図帳・統計資料を確認し、資料の意味を考える習慣を身につけましょう。
■小6
 地理分野の資料読み取り問題は、単に数値を暗記するのではなく、各都道府県の特徴を把握することでクリアーできますので、今後に生かしましょう。歴史分野で大正時代は、政府だけでなく国民も世の中を何とかしようとしていた時代です。なぜ国民が動いたのかを理解し、マスターしましょう。公民分野の三権分立は、相関図だけでなく、それぞれが行っている仕事と一緒に理解し、得点源にしましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年06月30日 12:03 学習情報 | 記事ページ

国語という教科を学ぶ意味(国語科)

2012年06月06日

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 中学受験でよく出題される物語の定番テーマで、本当は感謝しているのについそっけない態度を取ったり、本当は母親に甘えたいのにそれを出さないようにして強がるようなことを言ったりする、複雑な子どもの心情が描かれている文章があります。きちんと内容をつかまないと、「みんなからの厚意を感じられない冷たい主人公だ」「この主人公はとても冷めていて親子とも愛情がないな」という浅い捉え方をしてしまいがちです。しかし、根拠を押さえて読めば、「本当はクラスメイトにとても感謝しているんだな(それを素直に表現できないんだな)」「この主人公は、お母さんが忙しいのでかまってくれないのは当たり前だという言い方を自分ではしているが、実はものすごくかまって欲しいんだろうな」ということが分かる部分がきちんとあります。読解力を上げていくためにも主人公や登場人物を自分のこととして感じる力、つまり「感受性」や「共感力」を磨いていきたいものです。
 一方、論説文や説明文ではどうでしょう。以前授業で扱った教材の中に、文章中の「緑の(  )」の( )内に入ることばを記号で選びなさい、という問題がありました。ほとんどの生徒は数秒で「答えはダム!」と当然のように言います。これは文章を読んだのではなく、社会で学習した「緑のダム」(=雨として降った水を、森林がダムのようにためこみ、少しずつ川へと流していくこと)を思い出してのことです。以前学習した知識を活かせているという点ではすばらしいと褒めてあげたいところですが、論説文や説明文では物語文以上に、本文という与えられた条件をいかに根拠として活かして、答えを導き出すかが重要になります。この問題も実は文章の( )の前後をしっかり読むと、「森は、緑の( )として、音を防ぎ、大気汚染をある程度浄化してくれます。」と書かれていて、答えは「フィルター」でした。ご存知のとおりフィルターは余計なものを取り除くものです。「ダムは音を防ぐことも、大気汚染を浄化することもできないよね?」と話をするとほとんどの生徒が正解に至ることができるようになりました。正解に至るまでの「地図」は本文中にあり、それに気づき活かせるよう、「この問題の答えは○○。それは、ここにこう書いてあるから!」と、必ず根拠を説明できるような学習をしていきましょう。
 国語の高得点獲得の鍵は、「なぜ」を問うという「論理的思考力」と、相手の立場に立って考えられる「感受性」「共感力」を磨くことであり、それは受験合格だけにとどまらない、「社会で活躍する力」を日々高めていくことに他なりません。そんなことにも、「国語という教科を学ぶ意味」を見出してもらいたいと願っています。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年06月06日 12:43 学習情報 | 記事ページ

なぜを問うこと(社会科)

2012年05月29日

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120522_skytree.jpg 5月13日に実施された五ツ木・駸々堂テストが返却されているころです。テストは、問題作成者が「知識として是非知っておいてほしい」と考えている事柄が、バランスよく総合的に問われていますから、特に受験生にとっては“最高の教材”と言えます。それを今後の学習に生かしていくためにも、リトライ(復習)は欠かすことができません。

 社会はよく「暗記教科」と言われます。確かに教科の性格上、知識の理解や暗記は避けて通れないものですが、暗記すること自体を目的化するのではなく、「判断力や思考力を組み立てるのに必要なものが知識である」と考え、知識を豊かにしていくことは、今後の学びを深めるためにも大切であろうと思います。

 そのときに忘れないでほしいのが、「なぜを問うこと」です。例えば、「高知県では促成栽培がさかん」という知識は、地理を学習した人なら知っていることだと思いますが、「暖かい気候を利用して早作りが可能になる」という気候の面、そして「時期を早めて出荷することでほかの地域よりも高い値段で野菜を出荷できる」という産業としての側面に着目すると、「なぜ高知県では促成栽培がさかんなのか」という問いの追究になりますし、社会という教科のカバーする範囲は実に幅広く、単なる「暗記教科」というレベルに止まるものではないことに思いをはせることもできるでしょう。

 今回のテストでは、「東京スカイツリーはなぜあのように高いのか」という問題もありました。生徒の皆さんは、今、東京スカイツリーが話題ということもあり、高さの「634(むさし)m」は知っている人も多かったかもしれませんが、「高くした理由」となると、どうでしょうか。観光資源としての面に注目されがちなスカイツリーですが、ツリーの本来の役割を考えてみると、この問いの答えは見つかりそうです。

 「なぜを問うこと」とはすなわち「知的好奇心」であり、学びの推進力になるものです。そうして身につけた「生きた知識」は、入試合格に止まることなく、将来にわたって生きる“知の財産”となることでしょう。テストのリトライ(復習)も、そんな思いでしっかり取り組んでほしいと願っています。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年05月29日 15:14 学習情報 | 記事ページ

宇宙の神秘 〜奇跡的な偶然に感謝〜(理科)

2012年05月22日

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 ご覧になられた方も多いと思いますが、月が重なり太陽が指輪のように輝く歴史的な「金環日食」が、昨日21日の朝に、九州南部から東北南部までの太平洋側の広い地域で見ることができました(曇っていて見ることができなかった地域の方は残念でした……)。上の写真も、当塾の教員が早朝から和泉市の道の駅にカメラを構えて、撮影したものです。
 この今年最大の天文ショーは日本では1987年9月に沖縄で観測されて以来25年ぶりとなるうえ、大阪では282年ぶり、東京では173年ぶり、名古屋では932年ぶりに起こった現象でした。
 さて、日食は月が太陽を隠す現象ですが、月が太陽を完全に隠してしまうものは皆既日食と呼ばれます。でも、よく考えてみて下さい。太陽の直径は約140万km(地球の約109倍)ありますが、月は地球の周りを回る衛星で、その直径は約3500kmです。太陽の直径は月の直径の約400倍もあるのです。大きさがずいぶん違うのに、どうしてちょうどうまく皆既日食が起こるのでしょうか?
 それは地球からの太陽と月の距離がちょうどうまい具合に違っているからなのです。太陽までの距離は1億5000万キロもありますが、月までの距離は38万キロです。つまり、月は小さいが、距離が近いので大きく見え、太陽は大きいけれど遠いために小さく見えます。また、太陽と月の見かけの大きさは、たまたま角度にして0.5度しか違わず、地球からはほぼ同じ大きさに見えるため、小さな月が大きな太陽をぴたっと隠すことができ、それが皆既日食として観測されるというわけです。
 そこでもう1つ質問です。今回起こった日食は皆既日食ではなく、金環日食でしたね。なぜいろいろな日食が起こるのでしょうか。
 その理由は月が地球の周りを回る軌道は円ではなく楕円なので、地球と月の距離はいつも一定ではないからなのです。今回起こった金環日食は月がやや遠くにあったため、いつもよりも見かけの大きさが小さくなり、太陽を完全に隠すことができませんでした。そのため、はみだした太陽面がリングのように見えたわけです。また、4枚目(右下)の写真のリングが切れかけのところに注目して見ると、月面が相当でこぼこしていることがわかります。その理由として月面の地形の凹凸(クレーターなど山脈と谷)の隙間を抜けてきた太陽光を見ることができるからです。1つの写真にしてもいろいろなことがわかりますね。
 まさに奇跡的な偶然が今回の金環日食を引き起こしたわけです。本当にこの偶然には感謝するしかありませんよね。
 みなさんも身の周りに起こっているいろいろな現象がどのようになっているのか調べてみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見があると思いますよ。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年05月22日 17:15 学習情報 | 記事ページ

つるかめ算再考(算数科)

2012年05月15日

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 算数の問題文というのは突っ込みどころ満載で、いかにも「問題のために作った状況」というのが結構あります。例えば「つるかめ算」。“つるとかめがあわせて10匹いて、足の数は合計26本です”って、普通、つるとかめ合算する? 鳥類とは虫類だよ? 足の形もまったく違うし、普通につるとかめ別々に数えるでしょ? と突っ込んではいけません。いや、突っ込みつつ楽しく解くというのもありかもしれませんが。
 そこで、今回は、そのつるかめ算をちょっと楽しく解いてみましょう。例えば、こんな問題はどうでしょう。
 「あるパン屋さんで1個0円(つまりは無料サービスですね)のクロワッサンと1個60円のメロンパンを合わせて8個買い、300円支払いました。メロンパンはいくつ買いましたか。」
 もちろん300÷60で5個買ったことになります。何をこんな馬鹿みたいな問題、とおっしゃる皆さん。普通のつるかめ算だとこんな状況でしょうか。
 「あるパン屋さんで1個40円のクロワッサンと1個100円のメロンパンを合わせて8個買い、620円支払いました。メロンパンはいくつ買いましたか。」
 こんな考え方をしてみましょう。このお店は特別キャンペーンで全品40円引きセール開催中なのだと。もちろん40円のクロワッサンも例外ではありません。つまり0円。とすれば、すべてのパンが40円引きですから、合計8個のパンで40×8=320円引きとなり支払額は300円ですね。すると先の問題と同じ状況が生まれます。
 実際の式だけを取り出してみれば通常のつるかめ算の解法と同じですがずいぶんとイメージが違う考え方なのではないでしょうか。ひとつの問題にもさまざまなアプローチがあります。「つるかめ算といえば何が何でも面積図!」と決めてかかっていては損をしますよ。
 この解法でいけば、「損得のつるかめ算(ガラスのコップを運んで割ったら弁償パターン)」にも応用が利きます。ぜひ試してみてください。これで「つるかめ算最高!」となってくれるとうれしい限りです。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年05月15日 21:10 学習情報 | 記事ページ

辞書を手もとに(国語科)

2012年05月08日

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 塾でも「分からないことばは辞書で調べなさい」と言われると思います。最近は、一般的な国語辞典だけでなく電子辞書や辞書機能のある携帯電話などもありますが、どんな形でも知りたいと思ったときに調べられる環境づくりは重要です。私立中学校の入試問題では、ことばの意味を問う問題も頻出しています。文脈から考えるというケースももちろんありますが、やはりことばの意味そのものをたくさん知っておく方が有利です。ぜひそばに辞書を置いて学習をしてもらいたいと思います。
 例えば「公約」ということばを辞書で引いてみましょう。「おおやけに約束すること」「世間に対して約束すること」「公開の場で、また公衆に対して約束すること。特に、選挙のときに政党や立候補者などが、公衆に対して政策などの実行を約束すること」などといった解説がされています。理解できましたでしょうか。
 上記の説明では何か物足りない、何かひっかかるという人もいるかもしれません。独特の語釈で有名な三省堂の『新明解国語辞典』では、「政府・政党など、公の立場にある者が選挙などの際に世間一般の人に対して、約束すること。また、その約束。〔実行に必要な裏付けを伴わないことも多い〕」とあります。さらにこの辞書の旧版では、何と「すぐ破られるものの意にも用いられる」という解説までありました。ここまで書かれた辞書はふつうないものですが、ふだんニュースを見る人であれば、もしかしたら「なるほど!」と思うことがあるかもしれません(もちろんよいことではありませんけれども……)。
 先の説明のどれも正解でしょうし、分かりやすさも人によりさまざまだと思いますが、やはり興味を持つことが理解を助けたり深めたりすると思います。もっと自分の周りをよく見て、「どうなっているんだろう」「なぜなんだろう」と興味を持つことが大切です。今まで自分の知らなかったことに気づいて大きな感動に出会うこともきっとあるでしょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年05月08日 16:12 学習情報 | 記事ページ

第1回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2012年05月02日

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■算数
<小4>
 問題文の読み間違えや単位換算で点数を落としているケースが多く見られました。「残った金額」を聞かれているのに「使った金額」を答える、「直線を6分の1回転させる」のを「直線の角度の6分の1」と考える、などの読み間違いや、問われている単位で答えていない人がいました。難問は大問5(3)Aです。図形を動かしてみる(まわりの長さが変わらないように注意して)ことを考えましょう。
<小5>
 植木算、等差数列の基本はよくできていました。しかし、等差数列の和の問題や、素因数分解を利用する問題は少し難しかったようです。どちらにも共通することは、解法を暗記するだけの勉強では正解までたどりつけないということです。このテストから「算数では、本質を理解して学習することが重要」ということを学んだのではないでしょうか。点数の差が出る重要ポイントです。ふだんの勉強でも「なぜ?」を大切にしましょう。
<小6>
 比を利用する単元がしっかり学習できています。課題となる単元は、「図形」「グラフ」そして「計算」でした。計算の工夫・逆算は頻出ですので、毎日の練習が欠かせません。また、「図形」「グラフ」は6年生になってから学習した単元であったにも関わらず苦戦した人が多かったです。不慣れな単元こそ、じっくり問題に深く関わり、理解できるまで反復(リトライ)することが大事です。

■国語
<小4>
 今回の問題は全体的に難しかったようです。特に説明文の内容の読み取りに時間がかかった人が多かったのではないでしょうか。説明文は本文を読めば、答えの根拠になることが必ず書かれています。ふだんから、ぼう線部の前後をしっかり読むなどして、答えを見つける訓練をしておきましょう。知識問題では漢字の音訓に悩んだ人が多かったようです。辞書も引きながら、正しく覚えていきましょう。
<小5>
 言語事項に関しては全体的に正答率が高く、日常の学習がきちんと身についていました。ただ漢字については、雑な字や続け字で×になった人もいます。改めて丁寧に書くということを心がけましょう。読解問題では、説明的文章の方がやや難しかったようです。まずはぼう線部の前後に答えがあるような基本問題を確実に正解しましょう。ふだんからじっくり設問を読んで答えを探すよう、意識して学習するようにしましょう。
<小6>
 知識事項に関して、漢字・ことばの知識の両分野ともに、語彙力の不足から正答率が低い問題がはっきりしていました。新たに出会った言葉は自分で調べる、例文を作るなどの練習をしていってください。読解問題に関しては、説明文、物語文ともに記述問題で厳しい現状がうかがえる結果でした。「なぜ答えがそうなるのか」を意識したリトライを徹底し、語彙力・要約力を向上していってください。

■理科
<小5>
 今回のテストでは、知識事項を問う問題が多く出題されていました。小5での学習分野である大問3の空気・水と温度や大問5のてんびんについては、問題の難易度にかかわらず正解率が高くなっていました。ただ、大問4の天気については海風・陸風、季節風などの風のふく仕組みや日本の代表的な季節の特徴とその原因などについては、きちんと理解・暗記することが必要ですので復習をしておきましょう。
<小6>
 今回のテストでは、基本知識の正答率は高かったのですが、理解が必要な問題では正答率が低くなっています。大問2の星と星座の単元では星座や星座を作っている星の名前・色だけではなく、星の時間や季節と移動についても理解しておきましょう。また、大問3の光の性質については、鏡と反射だけでなくその性質を利用して鏡にうつる像についても理解しておくことが必要ですので復習をしておきましょう。

■社会
<小5>
 今回の出題は、日本のすがた・農林水産業・資源からでした。日本のすがた・農業に関する問題は正答率も高かったように思いますが、大問2では稲作についての理解とグラフの読み取りが求められており、少し発展的な力が必要とされる問題でした。テキストの重要語句の暗記だけで終わるのではなく、グラフ・表・地図などの資料から考える力を養い、入試問題に対応できる力を身に付けていきましょう。
<小6>
 地理分野では、今回出題されていた瀬戸内工業地域だけでなく、各工業地域や工業地帯が、なぜ工業に特化できたのかという理由も把握しておきたいところです。歴史分野では、室町時代以降の人物名や事件名を覚えることで精一杯になるかもしれませんが、それぞれの時代の時代背景や、なぜ事件が起こったのかを考えながら復習することで「時代の流れ」をつかむようにしていきましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年05月02日 12:19 学習情報 | 記事ページ

身の回りは勉強材料の宝庫(社会科)

2012年05月01日

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 みなさんは社会の学習ってどのようにされていますか。地理であれば各都道府県の特色を覚える、歴史であれば年表を覚える、公民であれば仕組みを覚えるなど、最終的に「暗記」すればということで、単に用語をノートに書いたりしていませんか。しかも地理は地理、歴史は歴史、公民は公民と分けて学習されている生徒さんも多いのではないでしょうか。
 ごく当たり前の話ですが、きゅうりやキャベツなどの野菜はスーパーマーケットに行けばいつでも置いてあります。ここにどのような背景があるかということを考えるのは実は社会の学習につながるのです。
 例えば、地理の学習分野で考えるのであれば、促成栽培・高原野菜などの農業技術や設備の発達、品種改良によって、いつでも野菜を手に入れられる状態となりました。また食の安全面から産地からどのように運ばれてきたかがわかるトレーサビリティや新鮮さを保つためコールドチェーンという流通を行ったりしています。
 また歴史の学習分野で考えると、701年に出された大宝律令から「市」を開くための関連法令が出されました。かなり厳しいもので民間では値段も決められない状態でありましたが、その後律令制が緩くなり、民間で「定期市」として発達しました。毎日ではなく月に3回行われる「三斎市」、その後月に6回開かれる「六斎市」となり、歴史上有名な人物である織田信長が楽市楽座を行ったことから「市」を定期でなくても開くことができるようになりました。
 公民の学習分野で考えると、何気なく並んでいる商品の値段の決まり方があります。日本は資本主義をとっていますので、需要と供給のバランスによって値段が左右されます。旬の野菜はよくとれる(供給が増える)ので値段としては旬以外の時期に比べ安くなります。また不当に値段を高くされても消費者が困るので独占禁止法という法律をつくりました。
 というふうに、本当に身近なところに社会の勉強の題材が並んでいます。入試問題を考えたときにも地理だけで出題されることはごくまれなケースで、ほとんどが地理・歴史・公民を合わせた問題となってきます。パシードの授業で得た知識をまず理解し、テキストやノートの上だけで終わらせず、自分の身の周りの生活とつなげてみましょう。実は社会の知識につながることが多いことに気付くと思います。
 常に自分の周りにあることは「当たり前」と感じ、何も考えなくなります。「ふーん、そうなんや」と思うだけでなく、今覚えようとしていることが、もっと頭に入り、抜けなくなるように、そこから一歩踏み出し、もっと周りのものに「興味」を持ってください。
 今回は野菜のことを話題にしましたが、今年5月22日に開業する東京スカイツリーのことも同じように考えてみてはいかがでしょうか。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年05月01日 17:22 学習情報 | 記事ページ

はじまりは疑問から(理科)

2012年04月25日

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 理科に関する第1回目は、「理科」という教科そのものについてのお話です。
 みなさんは、理科はどのような教科だと思いますか? もちろん、算数や国語、社会などというさまざまな教科があり、それぞれ学習する内容が違いますよね。
 先日、小6の、磁石や磁界に関する内容の授業中にこんな質問がありました。「磁石ってなぜ、同じ極どうしはしりぞけあって、違う極どうしは引き合うの?」このことに関して皆さんはどのように答えますか? あるいは、どのように説明をしてもらえば理解できますか?
 当たり前といえば当たり前のことですが、とても大切な質問だと思います。たしかに、磁石ではN極とN極、S極とS極はしりぞけあいますし、N極とS極は引き合いますよね。家や小学校でも磁石あれば簡単に実験ができますし、正しいということがわかると思います。
 理科的に説明をするなら、「磁石の世界(磁界)には磁力線というものがあり、この磁力線には向きがあります。磁力線の向きは磁石のN極から出てS極に入るようになります。また、磁力線には交わったりくっついたりしないという決まりがあることで、N極どうしからは磁力線が出るばかりなので反発しあう」ということになります。……詳しくは担当の先生に質問してみてください。
 では「磁力線って何なの?」という新たな疑問が出てきませんか? これが理科という教科の出発点なのです。疑問を持ち、それの真理を追究していく教科なのです。
 現在では科学が進み、さまざまな事象や現象の真実が解明されつつあります。その中で、昔の常識が覆されることもあります。近年でいえば、太陽系の惑星は9個だったのが、冥王星が外されて8個になっていますよね(今回は詳しい説明までしませんが)。
 このように理科という教科は、「身の回りにおきる自然現象全般について、どのように考えると実際に起きている現象の理由が説明できるか」ということを学ぶ科目ですので、さまざまなことにも疑問を持ちましょう。
(ちなみに)
 UFOは実在すると思いますか? 学者の皆さんの意見も「実在する」「実在しない」の真っ二つに分かれます。「実在する」という学者は、地球に人類という知的生命体が現実に存在し、広大な宇宙空間には知的生命体が存在しても不思議ではない。それらの生物が高度な文明を持ち宇宙船を持っていてもおかしくないということです。逆に、「実在しない」という学者は、UFOや地球外での知的生命体については、現在確認をされておらず地球の科学では説明できないので実在はしないということです。このことも科学がさらに発展した未来には解明される日が来るでしょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年04月25日 20:28 学習情報 | 記事ページ

基礎基本のイチ・ニ・サン(算数科)

2012年04月18日

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 今回は算数の学習についてということで、数字にまつわるお話を。
 皆さんは「一・二・三」と書かれてあるとどう読むでしょうか? 別にとんちでもなんでもなく素直な問題です。
 普通、「いち・に・さん」と読むと思いますが、ちなみにこの「いち・に・さん」という読み方、音読みでしょうか、訓読みでしょうか。あまりにも簡単な字だけに、意識せずに読んでいますね。正解は「音読み」です。「イチ・ニ・サン」と表記すべきですね。
 では「訓読み」はお分かりですか? 一瞬、悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。「ひと(つ)・ふた(つ)・みっ(つ)」となります。
 助数詞を付けてみると、「一冊・二冊(いっさつ・にさつ)……」「一面・二面(いちめん・にめん)……」「一発・二発(いっぱつ・にはつ)……」の音読みに対して、訓読みでは「一竿・二竿(ひとさお・ふたさお)……←たんすの数え方です」「一舟・二舟(ひとふね・ふたふね)……←たこ焼きの数え方」「一柱・二柱(ひとはしら・ふたはしら)……←神様!の数え方」となります。
 「一・二・三」はおそらく1年生で初めて習う漢字ではないでしょうか。漢字の中の基本中の基本とも言えますね。そんな簡単な漢字であっても(いや、だからこそ)基礎基本が大切です。もちろん、その時点では音読みや訓読みといった区別は教えてもらわないのかもしれません。たくさんの漢字を学習した皆さんは、改めて基礎基本に立ち返ってみてはいかがでしょうか。
 もちろん、漢字に限ったことではありません。すべての学習において、基礎基本の徹底はとても大切です。また、普段当然のように接している「一・二・三」といった漢数字の「音読み」「訓読み」の区別、先に記したような特別な助数詞(神様も数えるのね)など知的好奇心を持って勉強に臨む姿勢も大切です。
 さて、算数の基礎基本、計算をおろそかにしている人はいませんか。複雑な計算問題をたくさん(長時間)する必要はありません。毎日、数的な「カン」が鈍らないように、継続しておこなってほしいと思います。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年04月18日 19:36 学習情報 | 記事ページ

入試出典に触れる愉しみ(国語科)

2012年04月10日

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 今回からパシードの各科の教員による教科学習の発信を始めます。そもそも勉強は「強いられて勉める」ものではなく、本質に触れて、知的好奇心を高めながら、その面白さを体感すべきものであって、このブログもその一助となればと考えています。
 例えば、新学期、学校で真新しい教科書をもらいますよね。子どもの頃、その新しい教科書にどんなことが載っているのか、ワクワクしながら貪るようにページをめくったものです。それと同じように、今年の入試ではどんな滋味深い作品が取り上げられるのか、そんな期待感を持ちながら問題に当たるのが、国語科教員としての愉しみでもあったりします。
 その意味で今年の入試も、「入試問題を解く」ということを超えて心の琴線に触れられる良質の文章に多く出会いました。とりわけ昨年、東日本大震災を経験して国民が改めて「人と人との絆」に思いを致した、そんな世相を反映して選ばれた出典が多かったように思います。灘中2日目の大問三、江口節の詩「責任」は、阪神・淡路大震災を経験した子どもの心の傷と成長を描いた情感溢れる作品でしたし、大阪星光学院中の大問一、重松清の『タカシ丸』で綴られる、お互いが不器用で上手く思いを伝えられないのだけれども、確かに存在する父子の絆も、うっかり入試ということを忘れて感情移入してしまう、胸に迫る作品でした。
 読書習慣のない子に無理強いする読書は、子どもにしてみればただの苦行でしょうし、あまり薦めるものでもないのですが、せっかく塾の授業で数多の文章に触れるのですから、それを通して、いわゆる“国語の得点力”だけでなく、感受性とか想像力とか、もっと言えば人間性までもが涵養できる、そんな授業を展開したいと常々思っています。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年04月10日 20:24 学習情報 | 記事ページ

第5回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2012年02月01日

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■算数
<小4>
 今回は文章題の正答率が低い結果となりました。特に3と8が難ししかったようです。どちらも問題文が長いため意味が正確に理解できなかったり条件の整理が困難だったようです。このような場合には、ふだんの授業でも活用している図や表を用いながら一歩ずつ解答に近づいていく努力が必要です。5年生になると難解な問題が増えてきます。日々の学習を通して、解答を導き出すプロセスがより大切であることを学んでいって下さい。
<小5>
 今回は、5年生最後のテストということもあり、いろいろな単元から問題が出題されました。基本的な問題が多かったのですが、全体的に点数が取れていないようです。それは、この5年生の内容で定着しきれていない部分があるからだと思います。特に今回の図形の内容は、まだ不慣れな部分もあると思いますので、しっかりリトライをして慣れていくことが大切です。リトライを通して5年生の内容を完璧にしておきましょう。

■国語
<小4>
 説明文はよくできていました。文章中の答えの根拠になるような部分をしっかりと見つけています。しかし、段落を分ける問題の正答率が低いところが心配です。文章全体を読み取ることができるようにがんばりましょう。知識問題では、漢字の書き取りは非常によくできています。漢字の意味を考えながらがんばって覚えましょう。文法問題は、動詞・形容詞・形容動詞などの言い切りの形を意識しましょう。
<小5>
 長文の問題は比較的どの問題もよくできていました。抜き出しでも、記号でも、記述でも、きちんと設問を読み、問われていることにしっかりと答えるようにしましょう。漢字は比較的よくできていました。「就職」「奮う」など、細かいトメ・ハネに注意して書くようにしましょう。文法問題では、紛らわしい語を見分ける問題でした。それぞれの見分け方をしっかり理解して問題を解いていきましょう。

■理科
<小4>
 基本的な知識事項については、みなさんよくできていました。星座では、冬の夜空にオリオン座が見られるので、普段から夜空を見ている生徒は解くことができたのではないでしょうか。また、物の溶け方ではグラフの問題が出題されました。このような問題は小5以降でもよく出題されます。今回、学習したことを小5につなげられるようにしっかりリトライしておきましょう。
<小5>
 今回のテストでは計算問題が多く、苦戦した人も多かったと思います。理科の計算では表やグラフから数量関係(比例など)を読み取ることが重要です。小6になると計算問題がさらに増えていきますから今のうちに苦手意識をなくしておきましょう。知識問題では大問5が難しかったようです。岩石の種類や特徴(なぜそのような特徴があるのかまで)をしっかりまとめ、図の見方を確認しておきましょう。

■社会
<小4>
 今回の出題範囲は、中国・四国・九州地方、作物づくり、畜産・工芸作物からでした。農作物の名前や生産地などの基本的な知識事項は比較的正答率が高かったです。知識事項を使って解く地図や雨温図の問題は受験でも頻出です。5年生ではさらに深く地理の内容を学習します。受験に向けて重要語句を確認するとともに、テキストを見ながら資料にも目を通し、知識を派生させて覚えていきましょう。
<小5>
 今後、地理・歴史分野においては総合問題となりますが、地理分野においては、地形や自然・産業(農林水産業・工業)・資源と貿易について、全体像および地域や都道府県・都市ごとにまとめておくようにしましょう。歴史分野においては、時代ごとの出来事の流れを巨視的にとらえつつ、時代ごとに出来事と関連する人物について漢字で正確に覚えるようにしましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2012年02月01日 19:09 学習情報 | 記事ページ

第4回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2011年11月25日

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■算数
<小4>
 前回と同様に計算をふくめ基礎的な問題はよく出来ていましたが、課題は、「複合図形の求積」「時間の単位」「ベン図の利用」が挙げられます。三角形を組み合わせた四角形の面積、日→時間→分への換算は今後の練習によって出来るようになります。また、ベン図は集まりに関する問題を図式化したものですから問題文と図との関係を十分に読み取ることができるかが鍵です。第5回に向けて更なる飛躍を期待しております。
<小5>
 今回は、文章題がたくさん出題されました。文章題は、その問題が何算なのかを判断するために、つるかめ算や過不足算など各単元の特徴を把握することが大切です。いろいろな文章題を反復練習して、特徴を把握するよう心がけてください。また割合や比の問題での正答率が低かったので、冬期講習会や大晦日集中ゼミなどでしっかり復習しましょう。
<小6>
 入試までの残りの期間を課された宿題のみこなすだけでは、実力アップにつながりません。今回のテストでは、入試でも頻出される逆算・水量の変化・図形(辺の比)が課題となりました。「できていなかった」単元を、解けるまで何度も繰り返し練習することが一番大切なことです。第一志望校合格に向けて、頻出単元の把握と練習に励み、入試では全力を出し切きれるように最後のラストスパートを頑張ってください。

■国語
<小4>
 今回の説明文はよくできていました。しかし、反対に物語文は正答率が低く、難しく感じる生徒が多かったようです。問題別に見てみると、物語文でも気持ちの読み取りを苦手にしている生徒が多いようです。今回は登場人物の気持ちでも、人(相手)に対する気持ちを答える問題だったので難しかったようです。相手から何を言われて、どんなことを感じているのかを注意して読み取る練習をしましょう。
<小5>
 説明文は文章が短かったのですが、正答率が非常に低く難しかったようです。説明文は答えの根拠になる部分が本文中にあります。設問をよく読んで、聞かれている部分がどの段落のどの部分に書かれているかということを意識しましょう。また、今回は「創造」「勤務」などの漢字の書き取り問題で点数を落としている人も多くいました。形の似た漢字・同じ読みの漢字は特に間違いやすいので気をつけて練習をしましょう。
<小6>
 今回知識事項は「ことばの知識」が出題されました。熟語の組み立ては比較的よく出来ていましたが、品詞名を答える問題の正答率の低いのが気になります。再度各品詞の性質を確認しましょう。読解問題は「物語文」と「説明文」でした。指定された字数で抜き出したり、まとめたりする問題に課題が残りました。本文のどこに答えがあるのか、どうまとめるのかをしっかりリトライしておきましょう。皆さんのがんばりを期待しています。

■理科
<小4>
 空気の性質や秋の動物など、テキストの基本的な内容についてはよくできていました。反面、豆電球の回路は少し難しかったようです。その中でも「ショート」という単語は学校でも聞くことのあるものだと思いますが正答率は低かったです。理科ではこのように学校で学習するものもよく出題されますので、通常授業だけでなく学校の授業も普段からよく聞いておくように心掛けるようにしましょう。
<小5>
 今回は正確に知識を整理しているかを問う問題が多く出題されました。用語を覚えるときはやみくもに覚えようとするのではなく、例えば血液にふくまれる成分の名称を役割とセットにして覚える、単子葉類と双子葉類について違いに注目しながら整理する、各気体の性質を対比させながら覚える、など定着しやすいように整理することを心がけましょう。あいまいな部分をなくし、正確に覚えることを強く意識して学習に取り組んで下さい。
<小6>
 6年は今回が最後のテストとなります。今回のテストでしっかりとできた問題は自身を持って、またそうでなかった問題は、入試本番ではできるようにきちんとリトライをして入試に臨みましょう。このテストでは大問3で大きな差がついたようです。月が沈むのはほとんどの場合翌日の朝になることを確認しておきましょう。入試までの期間で知識事項をしっかり整理しておき、最後まで全力で頑張りましょう。

■社会
<小4>
 今回は日本の気候・地形、北海道・東北・関東・中部・近畿地方からの出題でした。知識事項に関する問題の正答率が非常に高く、日々の学習の成果を感じました。グラフの読み取りや、説明にあてはまる都市を地図中から解答する問題など、答えを導くのに数段階の知識を問われる問題は、入試でも頻出です。宿題やリトライをする時に、テキストのグラフだけでなく場所なども一緒に確認をしながら覚えるようにしましょう。
<小5>
 今回から地理分野は総合問題となりました。地域や都道府県・都市ごとに、名前と位置および表や写真をもとにした正確な理解が必要となります。それには自然や産業・貿易を中心に改めて確認しリトライしなおす学習にこれからも努めましょう。また、歴史分野においては、各時代でどんな人物かどんな事件に関わるかをストーリーとして理解できるようにしていきましょう。
<小6>
 6年生最後の合格判定テストでした。地理・歴史・政治ともに内容は理解できているように思います。さらに今後は、歴史では産業史や文化史、地理では政令指定都市や工業都市など細かいところまで確認しましょう。また、今年は九州新幹線、東日本大震災、大阪府知事・市長選があり、関連することがらが出題されると予想されます。新幹線が通過する県や自然災害、選挙、地方自治の仕事など、再度テキストで復習しましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2011年11月25日 17:14 学習情報 | 記事ページ

2011中学受験学力診断テスト結果講評

2011年10月29日

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 10月中旬に各校で実施された『中学受験学力診断テスト』には、塾生・一般ともに、多くのお子さまにご参加いただき、ありがとうございました。
 結果がお手元に届いたところかと思います。将来の中学受験に向けて、まずは基礎学力を固めておくことが大変重要です。このテスト結果をもとに、今後の学習にぜひお役立てください。
 テスト結果に基づいた各科の学習ポイントについてまとめました。ご参考にいただければ幸いです。また、個別のご相談には随時応じておりますので、お気軽に、受験された校舎へお問い合わせください。
 ・小2国語   ・小2算数   ・小3国語   ・小3算数   ・小4国語   ・小4算数

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2011年10月29日 17:06 学習情報 | 記事ページ

第3回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2011年09月23日

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■算数
<小4>
 夏期講習会の学習成果を見る上でも重要なテストでした。全体の平均点と領域別達成率の2つの結果から4年生の学力は確実に向上してきています。第1回、2回のテストに比べて出題内容は多岐に渡り、図形問題も含め高い思考力を要する問題も数多く含まれていましたが、しっかりと得点できていました。第4回テストに向けても夏期講習会でのがんばりを忘れずに計画的に日々の学習を進めてください。
<小5>
 今回は、夏休みのがんばりの成果もあり、基本の問題がしっかりできていたようです。ただ、円周率3.14に関する問題は、前回同様正答率が低かったので、練習が必要だと思います。また、5年生は学習する内容が多く、これからもどんどん増えていくので、前にやってきた内容を忘れがちになります。しっかりリトライをして、各単元の内容を定着させていきましょう。
<小6>
 「速さ」「図形」を重点的に勉強した成果が、テスト結果に表れました。また、「落とせない問題」をきっちり取ることができ、全体的にレベルアップしています。
 小6は次回のテストが最終回です。時間を意識した問題の取り組み、基礎基本の徹底、入試問題から思考力の幅を広げることで、全力を出し切り、さらなる成績向上を目指してください。
■国語
<小4>
 やや長めの説明文でしたが、問題はよくできていました。説明文は段落内容を意識しながら読みましょう。また詩は独特な表現をしっかり理解していきましょう。語句問題は漢字や類義語・対義語の範囲は、よくできていましたが、同訓・同音異義語の正答率が低かったです。漢字には一つ一つ意味があります。漢字の形だけを覚えるのではなく、その漢字の意味を考えながら、言葉を覚えていくようにしましょう。
<小5>
 今回は長文を読む大問が1つで、時間的に余裕がためか、平均点は比較的高めでした。慣用句・三字熟語・四字熟語などの語句は、難しい言葉も出ていましたが、正答率が高かったです。しかし、説明文での内容の読み取り問題での内容の把握や記述問題は非常に低くなっていました。問題文で何が聞かれているのか、それは本文のどこに書いてあったのかということを意識して長文を読むようにしましょう。
<小6>
 知識事項は、漢字以外では「熟語の組み立て」と「呼応の副詞」は比較的できていましたが、「品詞の識別」と「助動詞の識別」の問題の正答率が低いのが気になります。一層基礎の強化を目指してください。読解問題は「論説文」「随筆文」でした。指定された言葉を用いてまとめる問題の正答率が低かったです。文章中のどこをどうまとめるのかを正確に押さえたリトライを徹底してください。期待しています。
■理科
<小4>
 ぼうじしゃくやモンシロチョウの基本的な性質は、全体を通して正答率が高かったです。日常生活でいろんなことから知識を得られているかがよく分かる結果となりました。その中でも、大問3(2)は夏休み中に目にして疑問に思っていた人も多いのではないでしょうか。これから理科を学習する上では、日常でのいろんなことに興味を持ち、疑問に思ったときにはその原因を考え抜く経験を重ねることが大切です。
<小5>
 知識事項は定着してきているようで夏期講習会の頑張りが感じられました。実験の問題では操作の手順とその理由がよく問われるので、しっかりとおさえておきましょう。またモノコードの実験など、条件を変えて結果を調べる実験(対照実験)では「調べたい条件以外の条件をそろえる」ことが大切です。物の溶け方では水の温度と重さに注目して計算するように心がけましょう。
<小6>
 大問1では、表で与えられた数値を比べ、変化の理由がきちんと分かれば求めることができます。この問題だけでなく、様々な問題で使う考え方ですから、表は使いこなせるようにしっかり練習しておきましょう。大問4では、グラフを利用して考えていく問題です。どの部分に注目すればよいかを確認しておきましょう。大問3はよくできていました。もし、不足している知識事項があればしっかり復習しておきましょう。
■社会
<小4>
 今回初めての社会のテストでした。今回の出題は、くらしと水・ごみ・環境、地図の見方、気候・土地とくらしについてでした。リサイクルマークや地図記号の正答率は比較的高かったです。地図の見方と雨温図の問題が少し難しかったようです。この分野は受験でも狙われやすいところです。機械的に覚えるのではなく、テキストを読み、理由も確認しながら覚えていきましょう。テストのリトライは今後の成績向上の大きな鍵となります。
<小5>
 今回の出題は、日本のすがた・農業・水産業・貿易・資源・工業・北海道・東北地方・関東地方からの出題でした。日本のすがたについては、改めて地図帳をもとに各地方ごとに県の名前・形・位置を確認しなおしましょう。また社会科では表や図をもとにした資料問題からの出題も多いので、各地域ごとの気候グラフ(雨温図)の特色、各都道府県の農作物の生産量、工業地帯・地域の生産額の順位についても再度確認しておきましょう。
<小6>
 今回は、産業に関する問題の正答率が高かったです。工業地帯の特色を見分ける力はついているようですので、さらに工業地域の位置と名称、特色を結びつけて理解して下さい。また、今年は新幹線に関する出題が予想されます。通過する県を把握しておきましょう。歴史分野と公民分野については、記述問題での正答率が低くなる傾向があります。まずは、基本問題の一問一答を完璧にできるようにリトライを繰り返しましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2011年09月23日 10:08 学習情報 | 記事ページ

第2回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2011年07月05日

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■算数
<小4>
 今回の特徴としては、逆算も含め計算問題の正答率が高くなっており、計算力が徐々に向上してきていることがわかります。一方、植木算については木の本数と間隔の数との関係が曖昧になっています。また、単位分数の取り扱いや平行線と角、三角形の外角の理解にもまだまだ課題が残っているようです。計算力同様に基礎知識の反復練習をより進めることで十分に改善できるはずです。この夏しっかりと頑張ろう!
<小5>
 今回は図形の内容が多く、円やおうぎ形の公式や、体積・表面積の公式を使いこなせるかがポイントでした。図形の問題では、公式を単に丸暗記してるだけでは、全く歯が立ちません。今回は、決して難しい問題ではなかったのですが、得点があまりとれていなかったように思います。図形の公式を暗記するだけでなく使いこなせるようにするのが、この夏の課題と言えるでしょう。
<小6>
 計算・独立小問の正答率が向上しています。取るべき問題を押さえることは、受験生にとって大切なことですから、良い傾向です。今は難しい問題を解くことより、基本問題をじっくり納得するまで、繰り返し練習することが大切です。課題となる、「速さ」「図形」の問題は、夏期講習会期間中の「サマーVゼミ」で頻出パターンの問題を徹底して演習します。この夏しっかり克服しましょう。

■国語
<小4>
 物語文は本文が非常に長かったこともあり、非常に難しかったようです。長い文章でも整理しながら読めるようにする必要があります。説明文は比較的よくできていました。知識問題の三字熟語・四字熟語は両方ともよくできていました。難しい言葉をしっかり覚えていると思います。しかし、漢字の問題では「健康」「帯びる」などの基本的な漢字でも、正答率が低めでした。漢字テストが終わったあとでも、リトライなどが必要です。
<小5>
 今回は説明文が比較的短かったこともあり、内容を理解する問題の正答率は高めでした。反対に、物語文は「場面の変わり目」「表現の理解」や「気持ちの読み取り」などが難しかったようです。文章の一部分だけではなく、全体を通しての理解をしていくように心がけるようにしましょう。類義語・対義語の問題は非常によくできていました。言葉の意味をきちんとわかって勉強できているようです。
<小6>
 知識事項は、漢字も含めて小問ごとの出来・不出来がはっきり分かれました。より一層基礎の強化を目指し、リトライに取り組んで下さい。読解問題では「説明文」「詩」の出題でした。「詩」では形式を問う問題と詩の中の言葉を使ってまとめる問題、また「説明文」でも文章中の言葉を使ってまとめる問題の正答率が低かったです。文章中のどこをどうまとめるのかを正確に押さえたリトライ・練習を行って下さい。期待しています。

■理科
<小5>
 大問5はとてもよく理解できていました。条件を調べる実験の考え方はこれからもさまざまな単元で出てくる重要な考え方です。植物の分類については「数の少ない方を覚える」「仲間ごとにまとめて覚える」のがポイントです。他では、大問3や大問5の正答率が低い結果となりました。天体の動きについてはただ暗記しようとするのではなく、なぜその現象が起きるのかという仕組みを理解することを心がけましょう。
<小6>
 大問1〜3のような知識事項の正答率が高かった一方、計算問題では大きく差がつく結果となりました。計算問題では、基本の考え方を確認したのち、自分がわからなかったところがどこかを見直しましょう。大問4の(3)では、条件と結果がどのように関係するかに気付きましょう(このような考え方は入試でも必須です)。次回からは全ての範囲から出題されます。知識事項・計算問題いずれも苦手な単元を夏期講習会で克服しましょう。

■社会
<小5>
 今回の出題は、日本の農林水産業・資源・工業・公害・貿易についてでした。農業については各都道府県の生産量の多い農作物、林業については「三大美林」、水産業については主要漁港、資源については発電方式別順位と原子力・風力・太陽光発電、工業については工業地帯と工業地域の特色と工業都市、公害については四大公害病、貿易については輸入相手国と貿易額順の貿易港、などの知識を中心に再度確認しておきましょう。
<小6>
 今回は、地理の正答率が比較的高かったです。農業に関しては、主要な農作物の上位3位までの県は分かるようにしておきましょう。工業に関しては、主な都市の位置、産業の種類の復習を行いましょう。歴史では、人物史が出題されています。人物が行ったことは必ず覚え、漢字で書けるようにして下さい。公民に関しては、入試でも政治分野の基礎が多く問われます。授業で学習をした重要語句を正確に書けるようにしましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2011年07月05日 15:51 学習情報 | 記事ページ

第1回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2011年05月09日

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■算数
<小4>
 「計算のきまり」「逆算」「和差算」で正答率が低い結果となっています。特に、「計算のきまり」「逆算」では、括弧の中に四則計算が含まれているものが十分に理解出来ておらず、また「和差算」においては3つの数量関係を線分図に表せず解答出来なかったようです。いずれも学習してからの期間が浅く演習不足が原因であるかと思いますが、今後の学習内容にも大きく影響する単元ですので十分にリトライをしておきましょう。
<小5>
 今回は、あまり点数が伸びなかった人も多のではないでしょうか。それは、小4の時と比べ小5では、1週間に進む量が増え、内容も少し難しくなり、新学年としてのペースがつかみきれていないからです。また公開テスト1回における出題範囲も広くなり、基本的な問題であっても忘れてできなくなってしまうのも理由の1つです。だからこそ、「どの単元ができた、できていない」をしっかりと把握し、日々のリトライをしっかり行うことが重要となります。
<小6>
 今回は大問2の独立小問の正誤で大きく得点差がつきました。春期講習会で学習した単元は良くできていましたが、それ以前に学習した単元については再度リトライをする必要があるように思いました。ただ、現時点では点数にこだわることも大切なことですが、「どの単元ができた、できていない」をしっかりと把握することが大切です。この5月に再度リトライを徹底的に行い、全力疾走できる準備を行いながら、次回のテストに向けて頑張ろう!

■国語
<小4>
 長文問題では、穴埋めではない記述問題がとてもむずかしかったようです。比較的長めの答えを書くときは、しっかりと本文中の答えの根拠となるところを押さえる必要があります。いまから、いろいろな問題で練習をして、根拠を見つけることができるようになりましょう。知識問題では、送りがなとかなづかいが出題されましたが、難しいと感じる問題があったようです。普段から意識して漢字の勉強などをすることが大切です。
<小5>
 説明文が約2200字、物語文が約4000字と非常に長い文章だったこともあり、文章題はともに正答率が高くありませんでした。すばやく文章を読み取るスピードを高めていく訓練が必要です。また、知識問題の「かなづかい・送りがな・主語と述語」では正解できた人が多かったようです。漢字の問題では、「団結・防ぐ」などは間違った人が多かったようです。一つ一つのことがらを確実に覚えて使えるようにしていきましょう。
<小6>
 知識事項に関しては、三字熟語の組み立て、敬語は比較的よくできていましたが、四字熟語の正答率が若干低いのが気になりました。漢字の書き取りも含め、基礎の強化が望まれます。読解問題では、文章中の言葉を使ってまとめる問題や選択肢の問題で差が出ました。またケアレスミスをしないことも重要です。「文章中のどこをどうまとめるのか」押さえ、リトライ・練習を十分行ってください。記述問題にも果敢にチャレンジしてください。

■理科
<小5>
 春期講習会までに学習した内容がよく定着している結果となりました。特に大問4の「天気の変化」は入試でもよく出題されるのでしっかりリトライしておきましょう。新聞で天気図をチェックするなど、身の周りのことにも目を向けるように心がけて下さい。また、今後は大問2や4のようなグラフの読み取りが重要になってきます。必要な情報を読み取る練習をするとともに、変化の理由までしっかり押さえるようにしましょう。
<小6>
 今回のテストで一番理解して欲しいことは、答えの書き方です。実験器具の数値を読む時は、必ず最小めもりの10分の1の位まで答えなければいけないことを知っておきましょう。また、入試では大問1や2のように「……なぜですか」という問いかけが多いので、様々な現象の原因・理由まで押さえておく必要があります。家庭学習の際もこれらのポイントを押さえながら完成度を高めていきましょう。

■社会
<小5>
 今回は、2月〜春期講習での授業内容をきちんと復習・整理していれば、比較的簡単にできる問題が多かったと思います。ただし大問2は4年生までに学習した知識と、少し発展的な力も必要とされる問題でした。今後も、出題範囲は増えていきますので、毎回の授業で学習した知識を正確に覚えていく勉強とともに、それまでに学習した知識をしっかり整理したノートをもとにして復習(リトライ)に力を入れるように心がけましょう。
<小6>
 大問1の都道府県に関する問題の正答率が高いです。大問3の工業に関する問題も、都道府県の位置から貿易港を導き出す出題があります。入試では、都道府県の特色だけでなく形も出題されますので、地図帳や統計資料を使い復習しましょう。また歴史では、外交に関する出題がありました。特に中国は、日本の時代ごとに王朝の名前と特徴を理解しておきましょう。今後は政治分野も出題されますので、定期的に地歴の復習をしましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2011年05月09日 12:50 学習情報 | 記事ページ

第5回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2011年02月04日

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■国語
<小4>
 今回のテストでは、言葉の知識として「文の組み立て」と「敬語」が出題されました。比較的よくできていましたが、漢字の書き取りも含めて正答率が低い問題も若干ありました。より一層の知識事項の定着が求められます。読解問題は「物語文」と「説明文」が出題されました。「説明文」がやや難しかったようです。難関な語句も多く、読むだけでとまどった人も多かったのではないでしょうか。今後いろいろな問題を解く練習を重ね、しっかりリトライをするようにしましょう。
<小5>
 読解問題では説明文が全体的に低い正答率でした。文中に答えは必ずありますから、指示語や接続語、言いかえに注意して、ポイントとなることばを押さえる読みを心掛けましょう。ことばのきまりは、品詞の見分けが低い出来でした。10個の品詞の働きの理解が求められます。ケアレスミスも目立ちました。「書かれていないもの」を選ぶ問題で正しいものを選んだ人、符号類は例外なく「1マス1字」ですが、句点とかぎかっこを一緒に入れた人など。気をつけましょう。
■算数
<小4>
 小学4年生で学習する基礎的な内容はほぼ得点できていたように思います。ただ、全体的に見ると図形分野では立体の展開図、文章題では方陣算・曜日・時計の計算が理解できている人、理解できていない人に大きく分かれています。もう一度、テキストP90[1][4]P91[6]P97[3]P98[3]P99[5]P118[2]P119[4]をリトライしておきましょう。いよいよ最重要学年である小学5年生という新しいステージが始まります。気を引き締めて頑張ってください。
<小5>
 小学5年生で学習する基礎的な内容は概ねできていたように思いますが、ミスはありませんでしたか? もっと言えば、間違いをつならないミスで終わらせていませんか?今回のテストで感じたことは、もっと1問1問を大切にしていかなければならないということです。特に[1][2]で数多く間違った人は、テキストP209[1]P210[4][5]P211,P212をリトライしてください。いよいよ6年生になります。1問1問を大切にして頑張ってください。
■理科
<小4>
 今回も全体の平均が68点と高かったです。大問3の「星の動きや星座」は知識事項が多く、北斗七星という言葉は知っていても、それがおおぐま座の一部であるということまでおさえておかないと正解には辿り着けません。これからもそういった細かい知識や物事の区別はしっかりしていく必要があります。大問2のような計算問題は小5になってから本格的に練習していくので、今の内に知識事項だけでも正解できるようにしておきましょう。
<小5>
 大問5の「地層と地震」は全体的に難しかったようです。しかし、この単元は入試でもよく出題される範囲ですからしっかりと理解しておかなければいけません。特に、地震の出題では速さの計算が出題されます。知識事項だけでなく、計算問題にも慣れておきましょう。また、大問2や3のように今回から計算問題の出題数が増えていきます。計算問題は表やグラフから比例の計算をすることが多いので、考え方を理解しておきましょう。
■社会
<小4>
 今回の出題は、日本の農業(米・穀物・くだもの・野菜づくり・畜産)全般に関する出題でした。単元的には2学期および冬期講習にて学習した内容で、日本の農業の特色と地域別・県別での特徴の基本知識をとらえられていれば解答できる問題でした。社会科は、知識中心の「覚える勉強」が中心となりますが、今後のテストでは知識をもとにした発展的な理解力も必要となりますので、問題演習にも力を入れ、背景や原因・理由までも理解できるような学習にも心がけましょう。
<小5>
 今回は、地理総合問題と江戸時代までの歴史が出題されました。全体的に小5後半で学習した歴史分野での正答率が高かったようです。ただ、地理分野での都市の位置を答える問題や、地理・歴史ともにできごとの理由を問う問題での正答率が低くなっていました。入試本番では理由記述問題もあります。社会科はこれからまだまだ新しい単元を学習していきます。ただ単に語句を暗記するだけではなく、なぜか、どうしてかを考えて覚えるようにしましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2011年02月04日 11:50 学習情報 | 記事ページ

第4回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2010年12月01日

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■国語
<小4>
 漢字の書き取り・言葉の知識については、比較的よくできていましたが正答率の低い問題も数問あり、基礎的な事柄の強化が望まれます。完全に覚えるまでしっかり取り組みましょう。読解問題では説明文の正答率が低かったです。文章も長くやや難しい語句も多くとまどった人も多かったと思います。しかし今後いろいろな問題を解く練習を重ねるうちに、文章に慣れ解けるようになっていきます。きちんとリトライをして次回のテストに臨みましょう。
<小5>
 漢字の書き取りはまずまずの出来でしたが、同音異義語を、文脈に応じて使い分ける練習は必要と感じました。「■の子を散らすように」の慣用句の正答率はかなり低かったです。文章読解は、空らんをうめたり、基本的な書きぬきなどはよくできていた反面、ぼう線部から離れた部分の書きぬきや、自分のことばでまとめる記述などの正答率が低い傾向がありました。くり返しや言いかえなどを押さえながら文章をたどる練習を重ねましょう。
<小6>
 今回のテストは平均53.6点。特に大問2の説明的文章と大問4の品詞の部分の得点が少し低かったです。ただし効率よく学習してほしいと思いますので、読解問題については、文章をもう一度しっかりと読み、正答率の高い問題のみリトライをしておきましょう。品詞の問題については、受験校の出題傾向によって、リトライをするかどうかが異なります。自分の受験校で出題されそうな場合はこちらもリトライしておくべきでしょう。

■算数
<小4>
 今回の平均点は63.8点でした。今回は計算や単位の部分については全体的によくできていましたが、文章題や図形の部分で点数を落としているように思いました。今回のテストで「できた・できなかった」単元を冬期講習会でしっかりと学習しましょう。
<小5>
 今回の平均点は36.0点でした。今回のテストは、前回よりも少し難しくしたので、予想していた通りの結果だったと思います。ただ、分数・小数の計算・逆算の正答が低かったことが気になります。計算で点数を落とした人は、日頃より3問〜5問を毎日続けることを行ってください。また、単元は「できた・できなかった」をしっかりと把握し、この冬期講習会で「できるようになった」と言えるように取り組んでください。
<小6>
 今回の平均点は41.6点でした。今回のテストでは、「できる・できていない」という単元が如実に現れていると思います。このようなテストでは、「自分自身の弱点を見つける=できていないことを見つける」ことが一番大切なことです。まだ、冬期講習会もあります。点数に一喜一憂するのではなく、しっかりとリトライを行い、入試本番に向けて頑張ってください。絶対第一志望校に合格しよう!

■理科
<小4>
 今回も平均点が高く、普段からしっかりと頑張っている成果が出せていると思います。前回に続き完答問題で差が出ましたが、他には理由などのように覚えるだけでは正解しにくい問題も出題されていました。これからはこういった問題が増えてきますので、文章から状況をイメージする力が必要となります。普段からテキストをよく読み、一つひとつの事柄に関する理由もしっかり理解するようにしましょう。
<小5>
 2学期になり、学習内容も一段難しくなりましたが、きちんと定着できている結果が出ています。今後、入試に向けて、様々な実験の目的や操作方法、また実験器具の使い方と注意点などを一つひとつ理解していきましょう。今回のテストで一番気になったのは大問5の(5)です。メスシリンダーを逆さまにしているので難易度は高いですが、「.0」を忘れている答案も目立ちました。実験器具の使い方はしっかりと確認しておきましょう。
<小6>
 6年は今回が最後のテストでしたが、力は発揮できたでしょうか。大問2など知識事項を素直に問う問題の正答率はかなり高いもので、しっかり学習を進めていることがうかがわれます。大問5は難問でしたがこの問題を通じて「物体の運動」や「浮力」の基本を確認しておくとともに、見慣れない問題への対応力をつけておきましょう。まだまだ理科の得点を伸ばすことはできます。最後まで全力で頑張りましょう。

■社会
<小4>
 大問1は「北海道・東北・関東地方」、大問2は「中部・近畿地方」、大問3は「中国・四国・九州地方」、大問4は「日本の気候と地形」に関する出題でした。地域・地方・都道府県ごとの自然・気候・産業の特色と知識について、しっかりと整理し、理解していた生徒にはやさしい問題だったはずです。社会科の学習では、テキストの知識についてきちんと復習・整理し、繰り返し見直して理解して覚えていくことを忘れないでおきましょう。
<小5>
 今回は、地理的分野の復習と歴史的分野(鎌倉時代まで)の出題でした。地理的分野においては全体的な正答率も高く、小4・小5で何度も復習している成果だと思います。ただ、緯度の問題などは復習が必要です。歴史的分野は、学習して間もない部分こともあり、正答率が低かったように思います。とくに、近年の入試問題でも多く出題される時代の並べ替え、文化史について冬休みを利用して復習しておくとよいでしょう。
<小6>
 地理分野については正答率が良く、実力が高まっています。後は入試に向けて生産順位などを確実に身につけ、資料問題を多く解いて応用力の練成に注力してください。歴史分野では、頻出でありながら点を取りにくい年代整序問題の正答率が向上していました。これからの問題演習でも、常に時代の流れを意識して取り組んでください。公民分野の正誤問題は知らない語句が出てきても、あせらずに問題文を読んで考えるようにしましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2010年12月01日 21:26 学習情報 | 記事ページ

2010中学受験学力診断テスト結果講評

2010年11月10日

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 10月中旬に各校で実施された『中学受験学力診断(スターティング)テスト』には、塾生・一般ともに、多くのお子さまにご参加いただき、ありがとうございました。
 結果がお手元に届いたところかと思います。将来の中学受験に向けて、まずは基礎学力を固めておくことが大変重要です。このテスト結果をもとに、今後の学習にぜひお役立てください。
 テスト結果に基づいた各科の学習ポイントについてまとめました。ご参考にいただければ幸いです。また、個別のご相談には随時応じておりますので、お気軽に、受験された校舎へお問い合わせください。
 ・小2国語   ・小2算数   ・小3国語   ・小3算数   ・小4国語   ・小4算数

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2010年11月10日 13:23 学習情報 | 記事ページ

第3回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2010年09月30日

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■国語
<小4>
 漢字の書き取りはよくできていましたが、言葉の知識に関しては特に類義語の正答率が低く、今後のがんばりを期待します。読解問題は今回、物語文・説明文・詩が出題されました。難易度の高い問題も含まれ、難しいと感じた人もいたと思います。基本的なレベルの問題はよくできていましたが、応用力を要する問題が課題となりました。今後は、文章内容のより深い理解と記述問題への積極的なチャレンジが求められます。
<小5>
 大問別に見ると、2の説明的文章、3の詩が50%を切る正答率でした。大問2では内容や理由の説明、大問3では表現内容の解釈が特に低い正答率でしたが、説明的文章では、「どういうことか」「なぜか」の類題を、文中に正しく根拠を求めながら徹底して練習してください。詩は、独特な表現の内容を理解する力が大切です。一方、大問1の物語文は大変よい出来でした。気持ちの読み取りを中心に今後もしっかり取り組みましょう。
<小6>
 今回のテストは平均点が51.7点でした。大問の3の詩がかなり難しかったようですが、その他の文章読解は正答率の高い問題も多く、しっかり得点できている人も結構いました。夏のがんばりの結果が数字として現れていると思います。結果がよかった人でも、正答率の高い問題での失点があれば必ずリトライをしておきましょう。結果が今一つだった人は、今回の失敗を次のテストに必ず活かしてください。

■算数
<小4>
 今回の平均点は67.1点でした。計算問題など算数の基礎学力といえる部分は、かなり身についてきているように思います。ただし、図形の面積の求め方やならべ方などでは大きく差がついてしまったようです。夏期講習会での学習成果が本当に表れてくるのはこの2学期だと思います。夏期で身につけた学習習慣をこれからもできるかぎり継続させていいきましょう。
<小5>
 今回の平均点は、47.0点でした。この夏の頑張りの成果を発揮できたでしょうか。テストでは身につけた実力を発揮できることが求められます。そのために日頃からできなかった問題については「リトライ」を繰り返して確実に解けるようにすることが大切です。今回解けなかった問題に関しても同じです。「できる」を積み重ねていきましょう。
<小6>
 全体の平均点は50.1点で、前回より10点以上上がりました。皆さんの夏期講習会での頑張りが結果として表れ、とても嬉しく思います。テストが返却されたら、自分の解答用紙をよく見てください。できなかった問題は、理由をしっかり考え、次につなげましょう。「絶対に第一志望校に合格するんだ!」と決意して、日々の勉強を頑張ってください。期待しています!

■理科
<小4>
 今回も全体的に正答率が高かったです。植物など生活上よく見られることがらに関しては特によくできていました。今後さらなる点数アップのために「完答問題」を確実に正解する力が必要になると思います。問題が難しいこともありましたが、記号問題でも完答になると正答率が下がっています。そのため、正解している問題であってもしっかりリトライしておき、第4回のテストに備えておきましょう。
<小5>
 今回のテストは平均点も高く、夏期講習会でがんばった成果が出せていると思います。理科の問題は実験や観察といった事柄から作成されることが多いので、暗記するだけでなく、覚えた知識事項をもとにしっかり考えるようにしていきましょう。また、大問2の(2)のように、実験についての問題では、各々の実験操作の理由をしっかり覚えておき、記述問題が出題されたときでも対応できるようにしておくことが大切です。
<小6>
 各分野における基礎的な知識はずいぶん身についているようで、夏期講習会での頑張りが感じられました。一方で入試でも頻出である「てこ・滑車・輪軸」の正答率が非常に低い結果でした。この単元は覚える内容は多くありませんから、たくさんの問題にあたり解けるようにしておきましょう。入試までに自分の苦手な分野をなくす、同じ間違いは絶対にしないという強い気持ちを持って学習に取り組んでください。

■社会
<小4>
 大問1は沖縄県、大問2は輪中地帯・高冷地農業、大問3は扇状地、大問4はリアス海岸・砂浜海岸に関する出題でした。単元的には1学期および夏期講習会にて塾の授業で学習した内容で、実力問題や難問は特に出題されていません。社会科での授業内容をきちんと復習・整理する(地域・地方ごとの「地形」「気候」「産業」の特色と知識についてノートをしっかりと整理し、繰り返し見直して覚えていく)ことを心がけましょう。
<小5>
 今回の合格判定テストでは、日本の農業・水産業に関する問題では全体の正答率も高かったように思います。また、日本の工業や貿易に関する問題では、半導体工場の分布図や工業地域の生産額割合のグラフに関する出題がありました。今後は、重要語句を覚えていくこととあわせて、グラフ・資料・地図の読みとり練習を行ってください。今後は歴史分野の学習に入ります。定期的に地理分野の復習をするようにしましょう。
<小6>
 今回は、大問6の世界の国々に関する問題の正答率が高かったです。今年は冬季五輪や上海万博が開催されているため、入試でも世界地理の出題の高まりが予想されます。日本の貿易にも関係するので、地図帳や統計資料を用いながら日本とつながりのある国の特徴をつかんでおきましょう。歴史ではやはり年代整序で取りこぼしがあります。細かい年代よりも、時代の流れをおさえることにまずは注力してください。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2010年09月30日 18:23 学習情報 | 記事ページ

第2回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2010年06月30日

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■国語
<小4>
 今回のテストは全体的に難しいと感じた人も多かったのではないかと思います。特に読解問題は文章も長く、内容そのものも分かりにくいと思った人も多かったはずです。しかし今後いろいろな文章を読み、問題を解く練習を重ねるうちに、文章になれ、解けるようになっていきます。また漢字などの基礎的なことがらの強化も望まれます。きちんとリトライをして次回のテストに臨みましょう。
<小5>
 漢字の書き取りは、送りがなを含む訓読みや、同訓異字のの正答率がやや低い結果でした。文章読解は、空らんを補う問題はよくできており、文脈をとらえる力が身についています。説明文より物語文の方が全体的な得点率が伸びていなかったので、場面分けや心情の読み取りを中心とした重点学習が求められます。また、記述問題への積極的なチャレンジも、この夏ぜひ取り組みましょう。
<小6>
 今回のテストでは、特に大問2の説明的文章での得点が低かったようで、問三の接続語の問題以外はすべて正答率が40%以下でした。問五の「同じ意味を述べた部分を見つける問題」や、問七の「要旨を問う問題」など、入試でもよく出題されるところです。他の読解問題もすべてそうですが、何を問われているのか、探す手順はどうかなどをしっかりと考えながらリトライをして、得点力を高めましょう。
■算数
<小4>
 今回の平均点は、51.5点でした。ある一定のレベルまでは理解できているようですが、「長さ・角度・がい数」の部分で差がついたように思います。今回のテストのリトライ(復習)を通して、この夏の課題を見つけ、それが克服できるように、しっかりと学習に取り組んでください。
<小5>
 今回の平均点は、52.1点でした。個々の出来を見ていると、あともう1問正解できたように思います。たった1問ですが、されど1問です。この夏は、1問1問を大切に、丁寧に解法することが必要だと思います。この夏、しっかりと前を向いて頑張りましょう。
<小6>
 今回の平均点は、39.0点で、予想よりも低い点数になりました。大問1・2での点数の取りこぼしが気になるところですが、間違えた箇所に関して、「なぜ? どこで?」をしっかりと自分で把握して、夏期講習会に臨んでほしいと思います。この夏の頑張りが、君たちの第一志望校を大きく引き寄せるチャンスです。期待しています!
■理科
<小4>
 大問1の小問集合と大問2の太陽の部分については正答率が高かったです。ただその中で、大問2の(2)で「公転」と答えるところを「自転」と答えているケースが多々見受けられました。1つ1つの言葉をしっかり区別することができればもっと点数は上げられると考えています。受験用テストもまだ始まったばかりです。これからも期待しています。
<小5>
 全体的に良くできていました。大問2の(3)のような時事問題(日食)は印象に残っていたのでしょう。非常に良くできていました。また、大問4の植物では発芽に関する実験の出来が非常によく、実験条件について考える力も着実についています。夏期講習会では、天体や、物理の計算といった思考力を問う問題の考え方を定着させ、知識事項の整理を確実にし、2学期以降の学習に向けてがんばりましょう。
<小6>
 大問1をはじめ基本的な知識を確認する問題の正答率は比較的高かった一方、電流の大きさ、太陽の南中高度、ほう和水蒸気量、しつ度といった計算問題の正答率が低い結果となりました。これらの計算問題は入試でも頻出なので、必ずリトライして「次は絶対に解ける」ようにしておきましょう。次回は全範囲が出題対象となります。知識・計算とも苦手分野をなくすよう頑張りましょう。
■社会
<小4>
 大問1〜3ともすべて、5月以降に塾の授業で学習した内容で、授業内容とテキストの知識が整理されたページをきちんと復習していれば、できない問題ではないはずです。社会科の学習は「知識が中心」となりますから、地域・地方ごとの「地形」「気候」「産業」の特色と知識について、ノート(プリント)をしっかりと整理し、繰り返し見直して覚えていく時間を、家庭学習の中に取るようにしましょう。
<小5>
 今回、日本の農業に関する問題では正答率も高かったように思います。また、日本の工業に関連する公害・環境問題については「環境基本法」「リユース」「燃料電池車」など近年の入試問題でも多く出題される部分です。テキストの重要語句だけでなく、その内容を地図やグラフとともに理解していくようにしましょう。地図中に地形名などを漢字で正確に書き込むなどして覚えていくのもよいでしょう。
<小6>
 地理分野、とりわけ日本の産業については理解できているようです。貿易港の輸出入品に関する出題は入試でも頻繁に出題されるのですが、今回は正答率も高く、知識が定着してきているようです。今後の課題は、政治分野の定着。7月には参議院議員通常選挙が実施されるので、国会の働きと選挙制度について整理するとともに、ニュースもチェックしておきましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2010年06月30日 15:55 学習情報 | 記事ページ

第1回実力判定(受験用)・合格判定テスト講評

2010年04月26日

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■国語
<小4>
 漢字の書き取りについては比較的よくできていました。言葉の知識については、かなづかいと音読み・訓読みが難しかったようです。漢字や言葉の知識については、日々の学習が非常に重要となります。完全に覚えるまで、しっかり取り組みましょう。
 読解問題については、文章が長いと感じた人もいたと思います。しかし、いろいろな問題を解く練習を重ねるうちに、文章になれ、また解けるようになっていきます。ヒントは文章中に必ずあります。それを探し、答えを導けるよう、きちんとリトライをして次回のテストに臨みましょう。
<小5>
 知識事項は、主語・述語やかなづかい、送りがなについては比較的よくできていましたが、係り受けの問題の正答率が低いのが気になりました。漢字の書き取りも正答率が50%であり、基礎的なことがらの強化が望まれます。
 読解問題では、説明文・物語文とも、要旨や主題といった全体の内容をとらえる問題はよくできていたのに対し、意味段落分け、傍線部の言い換え、理由説明などに課題が残りました。「本文中のどこが手がかりなのか」を正確に押さえた上でのリトライを十分に行ってほしいと思います。
<小6>
 今回のテストの平均点は51.6点。やや難しいところもあったテスト問題だったといえます。ただ、基礎的な内容を中心として、「ミスの克服」が課題であろうと感じます。
 入試まで8ヶ月あまり前の段階として、今回この合格判定テストを受験した多くの小6生に各自の課題を反省し、絶対に次に活かしてほしいと思います。
 抜き出しミス、問いの条件の見落とし、問いの読み違いなど、すぐに改善し、入試までにはミス“0”を目指しましょう。

■算数
<小4>
 今回、受験用のテストをはじめて受けて、少し難しく感じた人も多かったのではないでしょうか?しかし、平均点は59.6点で一定レベルの理解はできているように思います。
 大問1は一般用と共通となっていました。この部分は、小学校内容の定着を確認するものなので、間違えているのなら、もう一度復習をしておきましょう。
 次回も同じような形態となります。テキスト内容の基礎的な問題をきちんと押さえてテストに臨んでください。期待しています。
<小5>
 ほぼ予想通りの結果でした。小4のときとは、問題の難易度も大きく変わったので、こんなはずでは……と思った人も多いのではないでしょうか。ただ、出題内容は春期講習会での内容が中心となっているので、できていない部分は春期講習会のテキストにもどって確認してください。また、計算に自信を持てない人は、日々の計算練習を少しずつでもすることを勧めます。
 次回に向け、今回の内容もしっかりと復習した上で、範囲の内容も基礎的なことは着実にマスターしてテストに臨みましょう。
<小6>
 少し難易度の高いテストになりました。しかし、大問1・2での点数を落としていることが気になりました。特に小5内容の復習不足と解法パターンの未定着が原因だと思われます。しかし、テストは「自分が理解できていない部分を探すためのもの」ですから、点数に一喜一憂するのではなく、「次は必ず正解するんだ」という気持ちでリトライにしっかりと時間をかけてください。算数で思うような点数が取れない人は、しっかりとテキストの例題・類題を中心に学習をしてほしいと思います。次回に向け、皆さんの頑張りを期待しています。

■理科
<小4>
 今回は大問1・2がとてもよくできており、平均点も高かったため、「知っていることをどれだけ間違えずに答えられるか」で差がつくテストでした。
 最も差が大きく出たのが大問3で、基本的な語句の確認でも正答率が低かったです。また記述の問題で、用いるべき語句を用いずに答えて不正解になるというケースもありました。このように「聞かれていることについてしっかり答える力」も必要なのではないかと思います。
 第2回のテストでは以上のことを踏まえて頑張りましょう。
<小5>
 大問3の季節と植物の問題では、全体的に正答率が高く、ここで確実に得点できています。中学入試では絵や図を問われることが多いので、今回の問題を参考に、これから周辺の植物などを観察するポイントを確認し、絵などもしっかり覚えていきましょう。
 また、理科の学習は語句を覚えるだけではなく、必ず原因・理由も考えるようにしましょう。近年の入試で扱われる題材は身近な話題が多いので、大問4や5のように身近な話題では、理由記述や思考力を問う問題でも考えられるようにじっくりと考える習慣を身につけていきましょう。
<小6>
 今回のテストは、知識・語句系が約70%、計算系が約30%での出題でした。比較的にどの単元もこれまでの基本をしっかりと身につけていれば平均点以上の点数は取れたのではないかと思われます。よくできていた単元は大問4の食物連鎖の単元で、得点率の一番取れていなかった大問3の地層(42%)に比べ、62%と大きく上回っています。問題の出題方法が少ない事が大きな理由であると考えられます。これからの理科の勉強方法としてはまずは知識系を100%覚えることから始め、徐々に難しい問題にトライしていくことです。

■社会
<小4>
 大問1は「地形図」に関する出題、2は「わたしたちのくらしと水」に関する出題、3は「わたしたちのくらし」に関する出題でした。すべて、2月・3月の塾の授業で学習した内容で、授業内容をきちんと復習・整理していれば、比較的簡単にできる問題が多かったとは思います。ただし、3の(2)のAの設問「デポジット制」についての設問、および(3)の「ごみの材質(現代では石油製品が多い)」からの設問については、授業やテキスト内容だけではできない難問だったと思います。まず授業で学習する知識を正確に覚えていく勉強を中心に、その知識に関する情報を地図帳やテレビのニュース、新聞の記事(時には社会科の内容を取り扱った漫画でもよい)で、知識のレベルアップを心がけるようにもしてください。
<小5>
 社会科の勉強は、多くの知識事項を「漢字で」「正確に」身につけていくことにつきるのですが、その際、地図や統計資料を確認しながら理解していくことが重要です。大問5の(2)は、工業地帯の特色を理解しておくのはもちろんのこと、表を読み取る力が求められます。また大問4では、「エネルギー革命」を「オイルショック」と混同している解答が非常に多かったです。テキストの重要事項だけでなく、その重要事項をふくむ一文(そこに重要事項を導き出すキーワードがある)、地図や表・グラフを書き写しながら確認するなどして、「単なる知識」を「活きた知識」=「入試問題を解く力」にしていきましょう。
<小6>
 地理分野での課題は、大問1の都道府県に関する問題。(3)は、県勢をしっかり理解しておかないと大幅に点数を落とす問題で、選択問題を決して軽視してはいけない好例。とくに、政令指定都市に関して見直しましょう。今年、神奈川県相模原市が19番目の都市に指定されたので、入試でも出題されることが予想されます。
 歴史分野は全体的に勉強不足。もう一度テキストを読み直して、各時代の政治の流れや産業史・文化史を確認していきましょう。とくに、年代整序は必ず入試でも出題されるので、政治の流れは確実に把握しましょう。

Posted by: 第一ゼミ中学受験統括室 日時: 2010年04月26日 17:15 学習情報 | 記事ページ


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