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■奈良県
奈良県は関西地区2府4県で唯一初日の受験者数が増加した地域です。地元の受験生が大阪や京都の学校を受験せずに奈良の学校を選択していく傾向にあります。
東大寺学園は開始3日目の18日に入試を行いますが、3・4科選択導入後併願受験生が増加し、合格者を多めに出しています。ただ、今年は前年よりやや絞り、結果的に競争率が上昇しています。西大和学園は3科日程の合格者を絞った結果、6.3倍という激戦入試となりました。入試難易度的には東大寺学園とほぼ変わらないレベルにまで高くなってきています。
2年前に立命館コースで話題になった育英西ですが、昨年から一転、今年は多くの受験生を集めました。立命館への進学を目指す受験生にとっては大きな選択肢の一つになっているようです。
聖心学園は昨春1期生が卒業し、その素晴らしい大学合格実績に注目が集まりましたが、入試には大きな影響がありませんでした。智辯学園は受験者数が大幅に減少した昨年からやや上昇しましたが、大きな変動はありませんでした。智辯学園奈良カレッジは2年連続の受験者数減となっています。ただ、入試難易度の変動はないようです。帝塚山は受験者数が昨年比、1次で男子が増加、女子が減少しています。2年前、近隣に奈良学園登美ヶ丘が新設された影響もなく、安定した人気を保っています。奈良育英は関西大学とのパイロット校となったことをきっかけに人気が高まってきていましたが、今年は大きく受験者数が減少しています。奈良学園は新校舎も完成し、前年から大幅に受験者数を伸ばしました。入試難易度も上昇しているようです。昨年より奈良学園登美ヶ丘と入試日程を完全にずらす形で奈良学園系列に受験しやすい日程になっています。その奈良学園登美ヶ丘の方は、前期での合格者が大幅に増えた結果、競争率は低下しています。2校とも東大寺学園や西大和学園の併願校という要素から、専願志向の学校に移り変わりつつあります。
■和歌山県
和歌山では主要5校がすべて16日初日に入試を行い、ほぼ昨年と同数の受験生を集めました。
トップ校の智辯学園和歌山は昨年大幅に減った受験者数からやや増加しましたが、合格者数も多く出したため、難易度的な変動はありませんでした。ただ、19日の後期は厳しい入試となりました。近畿大学附属和歌山・開智・和歌山信愛女子短大・初芝橋本は例年並の落ち着いた入試となりました。他地域と比較し、後期入試での受験者数が増加する傾向にあります。併願受験が一般化してきているようです。
■滋賀県
京都の立命館の影響で、立命館守山の志願者動向も注目されていましたが、大きな変動はありませんでした。逆に後期は受験者が44名と半減し、広き門となりました。近江兄弟社はA日程の受験者が減少し、昨年は実施しなかったC日程を行いました。比叡山は例年並、光泉は大きく受験者数が減っています。
Posted by 第一ゼミ中学受験統括室 | 日時: 2010年03月16日 10:32


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