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パシードブログ

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「問題をよく読む」という意味は?

2009年07月11日

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 国語の問題で、問いに「たとえを使っている部分」と書いてある場合、多くの場合は直喩を指していることが多いため、国語の教員は、『まずは「ような(に)、みたいな(に)」という言葉を探すこと!』と生徒に伝えています。実際に、小4くらいまではその知識だけで正解がほぼ見つけられます。
 授業でそのことを聴いて覚えている生徒は――線の近くを見て「ような・みたい」を探し出して答えを見つけます。ただ、国語できちんと点数を取れる生徒は、ここでもう一度問いを見て、本当に問われたことに対する答えなのかどうかを確認しているのです。


〜 「私国立中受験新演習小5」第14回例題 〜
 問 ――線「小さな頭をちょっとかしげてこちらを眺めた」とあるが、この様子をたとえを使って表現している一文をぬき出せ。

 本文の――線の少し前に「…上流から黒い枕のような物が流れてくるのを見た。それはカワウソの母と子だった。」とあります。ほとんどの生徒はこれに気づきます。そして、国語の点数が“そこそこ”の生徒は、「これだ!」と何のためらいもなしにこの部分を解答らんに書き込みます。しかしこれは不正解です。
 国語の点数が取れる生徒は、初めからもう少し問いに注目します。今回の問いの――線部には、「…頭をちょっとかしげて…」と書かれています。頭をかしげる様子でなければ、「ような」と書かれているからといっても答えにはなりません。「黒い枕のような物」とはカワウソの母と子が流れて(泳いで)くる様子を指していますので、「頭をかしげる」ことは無関係です。せめてこのことに気づけるレベルにならなければ、駸々堂テストなどでは全く点数が取れません
 その後は、次のステップとして隠喩の表現がないか?と考えて答えを探していくことになり、――線の後の「…ちょうど枕に頭をのせて寝ている人が…見上げるのとそっくり…」という正解部分を見つけ出せるのです。
 答えを導き出すための手順を教員からは単純化して教わると思うのですが、それを頭に入れておくことは当然として、実際に解くときにはもう一度問いをよく見て、本当に聞かれた事に対する答えになっているかどうかを確認することも絶対に必要です。

Posted by 河内長野校 | 日時: 2009年07月11日 20:16


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