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虎戦士一丸、最後は球児152キロ0封締め

2006年09月30日

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<阪神4−0中日>◇29日◇甲子園
 逆転Vへ、虎が一丸となった。38歳の先発下柳は、中日ウッズのライナーが左胸を直撃しても粘り強く投げ続け、6回4安打無失点でチームトップタイの12勝を挙げた。女房役の矢野が先制打を、代打・今岡が勝負を決める一打を放った。関本、赤星、金本は美技を連発した。そして、ご存じ勝利の方程式「JFK」で完封リレー。久保田の離脱などもあり、完封リレーは今季2度目だが、最後は球児が152キロの火の玉ストレートで締めた。天王山で最高に強い虎を見せつけた。
 9回2死走者なし。藤川が軽く首を振り、うなずいて放ったのは、ミラクルへの火の玉ストレート。152キロ速球で、中日アレックスを空振り三振に仕留めた。JFK久々の完封リレーに、甲子園に地鳴りのような歓声がわき上がった。
 ウィリアムス、久保田の後を受け、藤川は8回2死一、二塁から4番手で登板。これまで右肩が万全ではなく、変化球を交えた投球が続いていた。この日は一転して従来の直球主体のピッチングで、怖い福留を152キロの直球で見逃し三振に切った。最速は153キロ、打者4人から3三振を奪う完全リリーフで16セーブ目を挙げた。藤川は「気持ち? いつもと一緒ですよ。体調が良くなってきてるし、思い切って投げるだけだったんで」と言った。
 まさに一丸の勝利だった。先発下柳は、1−0の4回無死一、二塁で、ウッズの強烈なライナーを左胸に受けた。両足の間に落ちたボールを、ナインの声でようやく発見。三塁に送り、二塁走者を封殺した。直撃後は胸を押さえてマウンドの周りを歩き回った。それでも確認の投球練習を終えると、何食わぬ顔で投げ続けた。「気迫が野手に伝わった? 逆だよ、逆。また、次も頑張りますよ。打球? 大丈夫だといいですね」と、照れ屋の下柳らしいコメントが、仕事をやり遂げた充実感を表す。首脳陣の判断でウィリアムスにスイッチしたが、岡田監督は「神経使って投げとったな。当たった時は無理かと思ったけど。よく投げた」と労をねぎらった。
 野手も守り抜いた。4回2死一、二塁。まずは関本のミラクル・バックハンドが下柳を救った。アレックスの三塁線へのゴロにグラブを懸命に差し出し、キャッチして三塁ベースを踏んだ。5回には、先頭英智の左中間への飛球を赤星がスーパーキャッチ。「自分でもよく捕れたと思いますね。みんな気持ちが入っている。とにかく1戦必勝です」。締めは金本だ。6回、井端の左翼大飛球をフェンスに激突しながら捕球した。「うまい野手ならもっとちゃんと捕ってるわ。風もあったけど計算違いやな。下手なプレーや。気持ち? おれは146試合全部入っとるわ」。
 この戦いにかける金本の意気込みがチーム全体を象徴する。ついに2ゲーム差に接近した。逃げるオレ竜に脅威を与えるには十分な虎の戦いぶりだった。

日時: 2006年09月30日 16:29


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